2009/05

岡山県は道州制をリードするのか?

2009/05/29 金曜日 - 23:52:30 by ICHII

今日は2回目の行財政改革・道州制等特別委員会。

岡山市の政令市移行に伴う執行体制の変更について(84名の職員定数が削減されました)と、
道州制についてがテーマでした。

発言が続出したのは道州制について。ほぼ全員が意見を述べられました。

しかし、そういった活発な質疑に対して、政策審議監室が、一般的な知識や、地方制度調査会や道州制ビジョン懇談会、全国知事会等での議論の紹介をもって答弁されたのは、ちょっと変な感じがしました。

道州制についてはかなり議論が重ねられてきていて、色々な論点が出ています。
岡山県は、全国に先駆けて道州制の導入を提案し、石井知事は各種の委員会等で委員や委員長として積極的に道州制の必要性を訴え、新おかやま夢づくりプランでも一つの柱としているわけで、そういった論点について、岡山県としてはこういう考えだ、というものが、当然あるはずだし、それをもって答弁されるのだろう、と思っていました。
どうしてそうじゃないのだろう・・。

そう思って、
岡山県としての具体的な道州制についての考え方(中味)はできていないのか、
まだだとしたら、今後どういうスケジュールで作る予定なのか、
と質問したのですが、はっきりした答えはありませんでした。

岡山県が道州制をリードするのなら、「道州制はこうあるべき!」というものを示した上で、幅広く議論を巻き起こしたり、メリットが実感できるような取り組みを実際に行ったりしていくべきではないのかな・・。

生活環境保健福祉委員会

2009/05/28 木曜日 - 23:58:39 by ICHII

2回目の生活環境保健福祉委員会。

新しい委員会なので、今日もまたびっくり。
前回は、前半が生活環境部、後半が保健福祉部だったので、委員会の名前も生活環境・・だし、そういう順番なのだろうと思っていたのですが、委員会室に入ったら、保健福祉部の皆さんが席に・・。
「もしかして、毎回、どちらが先かは交代するんですか・・?」
「そうですよ」
そうだったのか・・。

それはさておき、今日も新型インフルエンザ対策についてはいくつも意見が出ました。
私も、例えば県内で発生した場合に、国の運用指針に示されている各種の判断(どの段階に当たるのか、から始まって、学校の休業の範囲や日数をどう決めるか、などなど)はどのようになされるのかを尋ねました。

答弁は、
保健福祉部を中心に県としての事務局案を作成し、国(厚生労働省)に相談して意見をもらった上で、県の対策本部で決定する、
というもの。
要は、国に決めてもらう、ということですよね?!
それって「県で決定する」って言えるのかな・・?
それに本当に爆発的に感染が広がる状況になった場合に、全国から問い合わせが殺到したりしたらどうなるんでしょうか。うーむ・・。

最後の「その他」のところでは、生活環境部長から、鏡野町議会の全員協議会がウラン残土を加工したれんがの受け入れを了承したことについて、
国や核燃料サイクル開発機構、鏡野町かられんがの持込について何度か要望があったが、対応できないと回答してきたこと、
これまでも国等に再三申し入れてきたように、県としては受け入れられず、鏡野町には県と同一歩調をとるよう申し入れていく、
議会は決定したが、町がすぐに受け入れるとは考えていない、
という説明がありました。
これまでの経緯を踏まえた対応を続けていただきたいと思います。

「生活保護の現状と課題」を勉強する

2009/05/27 水曜日 - 23:40:23 by ICHII

今日は、民主党「自治体議員フォーラム」主催の学習会を行いました。

さいたま市で生活困窮者やホームレス、ネットカフェ難民などの支援活動を行っているNPO法人ほっとポットの代表理事、藤田孝典さんが講師です。

ほっとポットは社会福祉士という国家資格を持った専門家集団であるところが特徴ですが、お話の中でも、ケースワーカーを社会福祉士や精神保健福祉士などの専門家にしていく必要性を強調されました。
ケースワーカーだけでなく、各分野の専門家が関わらなければ課題の解決にはつながらない。そのためにはワンストップで関係先につなげるコーディネータが地域の中に必要だ、という主張も説得力がありました。

また、施設型ではなく、地域の空き家やアパートでの居宅支援にしていくことや、そうすることによって、経済的貧困への対処と同時に、「人間関係の貧困」への対処もできる場所も作っていける、というお話も、問題の本質を突いていると感じました。

終了後、数人で近くの居酒屋に移動し、ご飯を食べながら色々と話したのですが、同世代ならではの「そうだよね!!」という共感もたくさんあり、今後も一緒にがんばろう!と遅くまで盛り上がりました!

民主党岡山県連常任幹事会

2009/05/24 日曜日 - 23:15:51 by ICHII

今日は民主党岡山県連常任幹事会。

総選挙や岡山市長選、岡山市議補選などについて議論しましたが、うれしい報告がありました。

古川党中央選管委員長が、鳩山代表に対して、今後は、急な代表交代などにおいても、党員・サポーターの皆さんにも投票してもらえる代表選挙を実現できるようにすべき、ということを申し入れされたそうです!
私たちの取り組みが、党として常に開かれた代表選挙を行うことにつながったのであれば、本当によかったです!

樋渡くん

2009/05/22 金曜日 - 23:47:54 by ICHII

大学の同級生で、経済学の勉強会サークル(文2読書会、という)で一緒だった樋渡啓祐くんという友人がいます。

総務省で働いていたのですが、故郷の佐賀県武雄市に戻って、2006年に市長に初当選。
市民病院の民間移譲の問題でリコール運動が起こったので辞職、昨年12月の選挙で再び市長に選ばれました。

選挙に出るときから、イラストを使って自分が実現しようとしている武雄市の未来をわかりやすく示したり、
市長になってからもがばいばあちゃんユニットGABBAとか、いのしし課とか、レモングラスの特産化とか、どんどんアイディアを出し、明るく、楽しく、周りの人々の力を引き出し、サポートしてもらいながら、色々なことを形にしていっています。
(詳しくは彼の「『力強い』地方づくりのための、あえて『力弱い』戦略論」(ベネッセコーポレーション)を読んでください。)

武雄市長物語という彼のブログは面白くてわかりやすいのでおススメですが、そこで本日、ワタクシを取り上げてくれているのを発見。
過分なおホメのお言葉には恥ずかしい限り・・。

でも、面白い市長さんから、面白い議員さんと言ってもらえたのは光栄だし、同年の政治家として、これからも一緒に走って行きたい!です。

初めての行財政改革・道州制等特別委員会

2009/05/21 木曜日 - 23:19:31 by ICHII

今日は行財政改革・道州制等特別委員会の第1回。

副委員長の席に座るのは初めてなので、ちょっと緊張しました!

今日のテーマは、今年度の行財政改革の取り組みについて。
私も最後に2点、質問しました。

1)現下の経済・雇用情勢を鑑みれば、資料の冒頭に、その下でどう行財政改革に取り組むのかという認識が示されるべきではないか。
→一般財源に影響を与えるものであれば苦しいが、国の補正予算もそれには配慮しているので、活用していきたい。

プライマリーバランスなどの指標が守られたとしても、「不要不急の事業は行わない」「県が本来やるべき役割に限定していく」といった財政構造改革の方針が、反故にされてしまっていいとは思えません。
後年度負担などの長期的な視点からの検討も十分に行う必要があると考えます。

2)4年間の取り組みの進捗管理をどうするのかが見えない。
→財政構造改革プランには詳細な工程が示されている。それ以外で明確でないもの(行政評価と定数削減)については、計画的に取り組みたい。

県民の皆さんから見て、4年後の姿とそこへ向かう現時点での状況が理解できるように、わかりやすく示すことが必要だと思います。

経済対策はもちろん重要ですが、行財政改革を同時に行う、のであれば、どういう考え方で進めるのか、進捗状況はどうなのか、などを明らかにするべきではないでしょうか。
うやむやとか、わかりにくいというのは、改革とは逆行だと思います。

初めての生活環境保健福祉委員会

2009/05/20 水曜日 - 23:50:37 by ICHII

今日は初めての生活環境保健福祉委員会。

総務委員会とは部屋の大きさや配置が違い、執行部の皆さんが座られている場所とも近くて(私は末席なので真横におられる感じです)、不思議な気分。
しかも、生活環境部と保健福祉部が一緒ではなく、入れ替わって委員会が行われる(そのために暫時休憩がある)という珍しい構成になっています。

今日は第1回ということで、各部の重点施策や主要事業についての説明がありました。

また、議論が盛り上がったのは、やはり新型インフルエンザ対策です。
私からは、

・(国に財政支援を求めるなどの話も出ていたが)具体的にどのような内容と金額が必要なのか、また、それは予備費で対応できるようなものなのか、6月補正予算措置を考えているのか?
→現時点では発熱外来のプレハブ・テント設置費補助くらいで(約3000万円)、これは県の予備費対応の予定。

・状況が進んだ際に、県庁内のどの部署に人員が必要かという検討とそのための人員増強対応は考えているのか?
→人事課と検討中。

・発熱外来等の地域配分はどうなっているのか?
→まだ2医療圏できていないところがあるので要請中。

といった質問をしました。
また、既に、保育所や通所介護を休業した場合の社会的影響など、準備できていない課題が見えてきていますし、
弱毒性ということで政府も方針転換するような中で、では同じレベルである季節性への対応も見直さなくていいのか、などの課題もあります。
今は現状への対応で大変だと思いますが、中長期的にそういった課題についてもきちんと検討していただくようお願いしました。

ダウンしました・・

2009/05/17 日曜日 - 13:32:24 by ICHII

先週末から風邪で、珍しくのどが痛くて声が出なくて、咳をすると胸まで痛い・・という症状でした。

代表選関連で、記者会見や電話での取材対応など、声を使わなければならないのに、かすれて聞き取りづらい声で、報道各社の皆さんにはご迷惑をおかけしたり、心配していただいたり。

1週間も声が出ないと、自分の声がどんなだったか忘れちゃう・・なんて、のんきなことを言いながらがんばっていたのですが、無理が祟ったらしく、今日はダウン。

大事な行事がいくつもあったのですが、ごめんなさい。来週からまたがんばりまーす!

鳩山新代表決定!

2009/05/16 土曜日 - 23:16:24 by ICHII

今日はいよいよ民主党代表選挙当日。

テレビ中継で、公開討論とその後の投開票の様子を見ながら、
公開討論が行われてよかったなぁ!と心から思いました。

これまで民主党の主張や鳩山さん、岡田さんの話を聞いたことがなかった人も含めて、多くの方がこの討論を見てくださったはずです。
そして、ご覧になった方には、民主党が素晴らしい総理候補を擁していることが、間違いなく伝わったと思います。
鳩山さんも岡田さんも、麻生さんよりいい、と感じていただけたのでは・・。

また、私たちの開かれた代表選への試みが、公開討論という形につながったのだとしたら、本当にやってよかったです。

代表選終了後、岡山県連で、高井「予備的調査」実行委員長と共に記者会見した際にも、そういう思いをお話しました。

なお、予備的調査の結果は以下の通りです。
調査件数:2516(内、通話:1556、留守等960)
国会議員名の回答:972
その内、岡田克也さんが610(62.8%)、鳩山由紀夫さんが251(25.8%)だったので、国会議員3名の内、2名が岡田さん、1名が鳩山さんに投票しました。

臨時議会と党代表選「中間発表」

2009/05/15 金曜日 - 23:55:02 by ICHII

今日は臨時県議会。
いわゆる人事を決めるのがメインです。

議長や副議長の選挙、所属委員会の決定や各委員長・副委員長指名などが行われました。
私は、生活環境・保健福祉委員会と、行政改革・道州制等特別委員会に所属することになり、特別委員会では副委員長を務めることになりました!

午後には、党代表選「予備的調査」の初日の結果を中間発表しました。

事前に具体的な名前などは公表できないのですが、わりとはっきりとした傾向が出ています。
また、こういう調査をして意見を聞いてくれるのはいいことだ、という反応が多く、岡山県連の取り組みが好評であるのはうれしいことです。

これも事前公表できないのですが、どういうルールで結果を国会議員の投票行動に反映させるかも決め、先ほど、調査の最終結果を東京にメールとファックスで送りました。
後は、明日の代表選の様子を岡山から見守りたいと思います。