日々の発信について
2012 年 5 月 4 日 - 11:57 AM by ICHII
記者会見以来、今日までブログを更新していませんでした。
日々の発信を、facebookに集中していたからです。
今後も、facebookを発信の中心ツールとする予定です。
ぜひ、「一井暁子」に「友達リクエスト」を送ってください!!
なお、ブログやホームページの発信についても、いろいろ企画中です。
こちらも楽しみにお待ちください!
2012 年 5 月 4 日 - 11:57 AM by ICHII
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- 11:48 AM by ICHII
先ほど、武雄市の「新図書館構想」発表記者会見が行われました。
http://hiwa1118.exblog.jp/15815310/
http://www.ustream.tv/channel/takeolibrary
図書館を、既存のイメージではとらえきれない「全く新しい文化公共施設」に進化させる壮大なプロジェクトの、第一歩です。
提供される9つの市民価値が示されていますが、どれも、想像するだけでワクワクしませんか?!
例えば、お茶を飲みながら、食事をしながら本を読める図書館。
本を借りるだけでなく、居心地の良い空間で時間を過ごせる。
あるいは、本や雑誌、映像、音楽、空間などに刺激を受けて、自分も何か作りたい、伝えたい、と思った時に、素晴らしい道具が手に入る図書館。
そこからクリエイターが育っていく。起業家も生まれるに違いありません。
5月1日に武雄市で、樋渡市長から、このプロジェクトを全国に拡げ、日本の図書館を変えよう、という「お願い」をいただきました。
私も、同じ気持ち。日本の文化施設を、もっと素晴らしい場所にしたい、と思います。
まずは、県立図書館を変えます。
全国1位の来館者数や貸し出し冊数、購入冊数を誇る岡山県立図書館。蔵書も100万冊を超える、日本一の図書館です。
CCCをはじめとする、民間の優れた企画や運営のノウハウ、コンテンツと連携することで、もっと使いやすく、もっと楽しく、もっと多くの情報や機能があふれる場所になります。
例えば、365日の開館、開館時間の延長。
展覧会やトーク、講座などのイベント。
「自分だけの1冊」に出会える検索(リコメンド)機能。
県内の図書館にも拡がり、学校図書館の充実にもつながれば、もっと楽しくなりますよね。
市町村への橋渡しや、市町村の間の連携にも力を注ぎます。
ホールや美術館など、さまざまな文化施設も同じです。
赤ちゃんからお年寄りまで、たくさんの県民の皆さんが学び、感動する場所。
そこに人が集まり、出会い、語り合ったり、情報がやり取りされたり・・。
発信し、仕事や表現をスタートできる場所にもなります。
図書館をはじめとする文化施設が、学びや感動はもちろん、人づくりや交流、起業の場になるのです。
そんな県立図書館をもった岡山県にすることを、皆さんに、約束します。
2012 年 2 月 14 日 - 11:13 PM by ICHII
昨夕、県議会で河本議長に辞表を提出し、民主党岡山県連に離党を届け出ました。
多くの方からご信任、ご支援をいただきながら、職責を離れることは、大変申し訳なく、心からお詫びを申し上げます。
このことが、テレビのニュースや今朝の新聞で報道されましたが、15時から記者会見を行いました。
最初に10分程度、決意と政策をお話し、質疑応答が1時間近く続きました。
質疑応答を含め、全ての様子をUstreamでネット中継。
ホームページに録画を載せているので、ご覧ください。
雇用1万人!
やっぱり人!
地域が大事!現場主義!
が、3つの柱です。
そして、本当に一人ひとりの県民の皆さんのための県政をつくるために、本当の変革を行うために、企業・団体・政党などの推薦は求めません。
一人の県民として、皆さんと一緒に、ここから歩き出します。
会見でも、ネット中継やfacebookなどの活用について質問がありました。
一人ひとりと直接つながるための、大事なツールだと思っています。
同時に、明日から県内を歩いて、一人ひとりの方とお話し、大切につながっていきます。
その輪が大きく広がると信じて、出発します。
2012 年 2 月 6 日 - 11:46 PM by ICHII
10時から、総務委員会。
防災強化検討プロジェクトチームの報告や、岡山県地域防災計画の修正とパブリックコメントの募集など、防災関連や、
復興財源の特例法に基づく、個人県民税均等割の税率引き上げ(26年度から10年間、年額500円上がります)、
NPO条例改正のパブリックコメントの結果など、
重要案件が目白押しでした。
が、やはり、歳入を含めた来年度予算の概要が示されたのが、一番大事なところ。
説明のため、副知事が出席されました。
私からは、まず、2点について質問しました。
1つめは、財政調整基金を20億円取り崩して、歳入にしていること。
これまで、岡山県の当初予算でこのようなやり方をしたことはないはずです。
というのは、財政調整基金の取り崩しは、本来、歳入が足りない時に行う「臨時的歳入対策」だからです。
しかも、財政調整基金は、設置条例でも決められていますが(5条)、本来、経済状況の大変動とか災害とか、そういう時にしか、崩してはいけないものなので、そういう意味でも、おかしい。
来年度予算の収支見込はゼロの見込み、との説明があったのですが、収支不足はありませんよ、ということを演出するために、普通はやらない手法で、つじつま合わせをしたということではないか?
2つめは、昨年8月の収支見通しでは、来年度は+35億円だったわけで、本当は収支不足である財政調整基金の取り崩し分20億円と合わせれば、55億円マイナスしたことになります。
給与カットで115億円歳出削減しているから、何とか成り立っている予算なのです。
こうなった最大の理由は、財政構造改革プランの歳入確保対策が目標を達成できていないからではないか?
1つめについては、
昨年度、地方交付税のもらい過ぎが生じて、その分を3年間で精算する(=交付税を減らされる)ことになったので、もらい過ぎ分を基金に積んでおいて、交付税の代わりに使うつもりだった。最初からそういうつもりで積んでいたので、通常の財政調整基金とは違う、という整理です。
という答弁でしたが、
そもそも、これまでも交付税の精算措置はあったけれど、岡山県では、財政調整基金には積んでこなかったわけで、異例なことをしたのは、明らかだと思います。
2つめについては、大きな下ブレを認め、歳入確保対策の目標達成が難しいことに加えて、国の地方財政対策の内容も大きく影響しているということで、数字を挙げて丁寧に説明がありました。
来年度は、財政構造改革プランの最終年度ですが、私は、これでは達成できていないと思います。
その大きな理由は、プランに掲げた、新たな超過課税の導入ができなかったこと(20億円マイナス)。この間、提案すらされなかった。
確かに、増税というのは難しい課題ですが、取り組まなければ、始まりもしない。スタートしないのに、できるはずがありません。
副知事に、そのことについてのお考えをお聞きして、質問を終わりました。
副知事は、2008年当時、公営企業管理者として、財政構造改革プランの策定に深く関わっておられ、その後も、副知事として、県財政の運営に、責任ある立場で関わってこられたからです。
外的な要因はやむを得ないこともありますが、自らの努力は自らの責任だと思います。
残念です。
2012 年 1 月 25 日 - 11:08 PM by ICHII
10時から総務委員会。
前回説明された、来年度当初予算要求内容についての質疑が行われました。
私からは、
「財政構造改革プラン」最終年度の予算だが、プランで削減したものが復活したり上乗せされたりしていないか?
復活などしているように見えるものもあるが、プラン終了後(再来年度以降)はどうするのかを見通してのことなのか、あるいは見直すのか、といった考え方はどうなっているのか?
を質問しました。
答弁は、
復活しているものは、基本的には、ないはず。
担当課が、時間の経過や別の観点での必要性から新たに提案しているかもしれないが、
プランの全体の枠組みは崩さない。
というもの。
関連して、
現在、新しい行政評価制度を庁内で具体的に検討していると聞いているが、来年度が最終年度である行財政構造改革を検証し、終了後の予算や事業、人員配置などに生かしていけるものになっているのか?
と聞いたところ、
行政評価は夢づくりプランの進捗をはかるもの、
との答弁でした。
そ、それだけでは、ものすごい手間をかけてやる意味、ないのでは・・?
と、思わず、言ってしまいました・・。
他にも、行財政構造改革で取り組んでいる、職員の定数削減(目標3,600人体制)について、(これは期間が財政より1年長くて、再来年度が期限なのですが、)
現在が4017人、
新年度当初に90人減の見込み、
ということは、残り1年で300人も減らせるのか?
という問いに対して、
「なお時間がかかる」との答弁がありました。
うーん・・。
2008年に、知事が、必ず成し遂げる!とおっしゃった行財政構造改革。
いよいよ最終年度ですが、本当に仕上がるのでしょうか・・。
2012 年 1 月 21 日 - 11:33 PM by ICHII
2月になると、定例県議会の準備などで忙しくなるので、1月はできるだけ県内のあちこちに出かけて、お話を聞いています。
中小企業でがんばっておられる方、地域を元気にしようと活動しておられる方、これからの農業を考えて挑戦しておられる方・・。
どこに行っても、責任感を持って、自分の頭で考え、問題を解決して進んでいこうとしている方と出会います。
やっぱり「ひと」だなぁ・・。
問題の本質を一番よく分かっているのは、やっぱりそこにいる人たちで、解決方法も、やっぱり現場にある、というのも、改めて実感しています。
裏返すと、「課題」とか「問題」を遠くから見て、机の上で考えていると、間違っちゃうんだなぁ、ということ。
「困りごと」とかも、気をつけないと、単なる「上から目線」になりかねない。
深い雪の中の家にお邪魔して、おこたに入れてもらって、一人暮らしのおばあちゃんと話していると、「限界集落」とか「買い物難民」とかっていう言葉は、ものすごーくキツくて、遠い。
もちろん、不便だったり、さびしい思いをしておられたりするのは間違いない。
でも、それを岡山から「助けてあげたい」というような、エラそうな気持ちが自分の中になかったか、と自分に問うと、恥ずかしくなります。
そこにいる人の思いを、まずは聞く。
答えは、その中にある。
そこから、始めよう。
2012 年 1 月 13 日 - 11:42 PM by ICHII
10時から総務委員会。
来年度当初予算の要求内容が示されました。
大きな内容なので、今回は説明を受け、質疑は次回に行うことになっています。
来年度の一般会計当初予算は、約6485億円。
ピーク時(平成13年)が8253億だから、8割弱になりました。
やっぱり、もう「あれもこれも」は無理だなぁ。「あれかこれか」を決めなければなりません。
決める時には、どんな岡山県をつくるのか、めざす方向を明確にした上で、どこでもやっているようなことではなくて、現場に合った施策を行うことが必要だと思います。
「第3次おかやま夢づくりプラン」は、そういう計画といえるのか・・?
国と違って、歳入を自分で決められない(決め切れない)という不確実な制約の下で、あるべき予算の姿を考えるのは、確かに難しい作業です。
が、だからこそ、見通しを持って進んでいかないと、ますます先行き不安定になってしまいます。
次回以降、そんな議論ができるといいな。
もう一つの大きなトピックは、岡山県地震・津波対策専門委員会からの報告について。
年末に報告書が取りまとめられたのです。
奇しくも、この報告書でも、
「他県との比較による相対評価ではなく、岡山県としての目標を設定し、実現することが必要である。」
「従来の考え方を転換し、県として、県民のあるべき姿について検討した後、施策として展開する必要がある。」
と述べられています。
税金の使い道も、防災対策も、よそとは違う「岡山県としてのあるべき姿」を作っていかなければ!
2012 年 1 月 1 日 - 12:07 AM by ICHII
2011年は、東日本大震災の年として歴史に残るでしょう。
私たちは、どう立ち上がり、どこへ向かうのか。
この岡山においても、多くの課題があります。
政治家として、突きつけられたものに応えられているか、責任を果たせているか。
自分の未熟さなどは言い訳にもならないと、日々痛感しています。
簡単に解決できない問題ばかりですが、きっと、不可能ではないはず。
小さくても、一歩でも前に進む。
積み重ねるうちに、気が付いたら、それが希望を築いているように。
新しい年は、あたたかい光に満ちた、明るい年にしたい。
今年も、よろしくお願いいたします。
2011 年 12 月 31 日 - 2:48 AM by ICHII
28日から3日間、消防団の皆さんが年末の夜間警戒に当たってくださいました。
毎年恒例ですが、各分団や班・部などの機庫などに詰めておられるところへ、ご挨拶に回りました。
地域の課題、仕事のこと、政治の話、農業や景気、防災、税金、教育、日本や岡山の未来・・。
たくさんの方と色んなお話をしました!
今年の特記事項の一つは、facebookです。
失礼した後で、あるいはその場で、「友達リクエスト」をいただきました!
その方の、消防団員とは別の顔が見えたり、メッセージのやり取りをさせていただたり、つながりが広がっています。
これは今までなかったことなので、すごいなぁ、と思っています。
もう一つは、やはり防災。
消防団の皆さんは、地域の安全は自分たちが守る!という強い使命感を持ってくださっているので、かなり突っ込んだお話もできました。
一方で、ボランティアでもある中で、自分の家族やご近所を守りたい、というのは当たり前の気持ち。団員の方々のおうちや地域がどうなっているのか、情報をきちんと伝えるなど、やるべきことがあります。
私が東北の被災地に行った話も、強い関心をもって聞いていただきました。
地域の皆さんの思いを胸に、新しい年を、よい年にしていきたいです。
2011 年 11 月 30 日 - 11:02 PM by ICHII
11月定例岡山県議会が開会しました。10時から本会議。
知事の提案理由説明(いわゆる所信表明のようなもの)がありました。
今議会の議案で大きなものは、やはり、今後5年間の岡山県の総合的な計画である「第3次おかやま夢づくりプラン」です。
これから、岡山県がどこに向かい、何をやって、5年後にどうなろうとしているのか。
それがはっきりと、分かりやすく示されているか、かつお金もない中で本当にできるのか。
素案が示されて以来、何か月も考えてきましたが・・。
これを議会として議決する意味や重み、責任もあります。
質問戦での議論などを踏まえて、最終的に判断しなければなりません。
議会、議員の役割も問われています・・。
午後からは、議会改革についての勉強会がありました。
県議会全体で開いたもので、講師は法政大学の廣瀬克哉教授です。
お話の中で印象に残ったのは、議会は課題を明確化し、それを伝えるメディアだ、というところ。
知事は一人しかいないので、執行部から提出されるものは、一つの考え方によって作られています。
一方、議会にはたくさんの人がいて、しかも年齢や性別、地域、職業なども様々なので、多様な考え方や視点を持っています。
だから、知事(執行部)から示された政策や事業などに対して、「こんな考え方もある」「違う見方をすればこうなる」「この立場からはこう思う」などの意見が出てくるし、それによって、論点が明らかになります。
それが、議会の果たすべき大切な役割だ、というお話でした。
さまざまな立場、異なる意見や考え方が出てくることで、知事の提案がどういうものなのか、どういう立場や考え方によるものなのか、も、はっきりしてくる。
議会での議論を通じて、それが住民の皆さんにも伝わっていく。
そして世論の形成にもつながり、知事の提案の改善にもつながる。
それが議会の役割だ、というのは、なるほどな-、と思いました。
よく「チェック機能」と言われますが、もう少し前向きな(建設的な)感じかな。
しかし、例えば、第3次おかやま夢づくりプランについては、岡山県議会は、そういう役割を十分に果たしているだろうか。
ますます、責任の重さを感じます。