「新しい図書館」プロジェクト
2012/05/04 金曜日 - 11:48:48 by ICHII先ほど、武雄市の「新図書館構想」発表記者会見が行われました。
http://hiwa1118.exblog.jp/15815310/
http://www.ustream.tv/channel/takeolibrary
図書館を、既存のイメージではとらえきれない「全く新しい文化公共施設」に進化させる壮大なプロジェクトの、第一歩です。
提供される9つの市民価値が示されていますが、どれも、想像するだけでワクワクしませんか?!
例えば、お茶を飲みながら、食事をしながら本を読める図書館。
本を借りるだけでなく、居心地の良い空間で時間を過ごせる。
あるいは、本や雑誌、映像、音楽、空間などに刺激を受けて、自分も何か作りたい、伝えたい、と思った時に、素晴らしい道具が手に入る図書館。
そこからクリエイターが育っていく。起業家も生まれるに違いありません。
5月1日に武雄市で、樋渡市長から、このプロジェクトを全国に拡げ、日本の図書館を変えよう、という「お願い」をいただきました。
私も、同じ気持ち。日本の文化施設を、もっと素晴らしい場所にしたい、と思います。
まずは、県立図書館を変えます。
全国1位の来館者数や貸し出し冊数、購入冊数を誇る岡山県立図書館。蔵書も100万冊を超える、日本一の図書館です。
CCCをはじめとする、民間の優れた企画や運営のノウハウ、コンテンツと連携することで、もっと使いやすく、もっと楽しく、もっと多くの情報や機能があふれる場所になります。
例えば、365日の開館、開館時間の延長。
展覧会やトーク、講座などのイベント。
「自分だけの1冊」に出会える検索(リコメンド)機能。
県内の図書館にも拡がり、学校図書館の充実にもつながれば、もっと楽しくなりますよね。
市町村への橋渡しや、市町村の間の連携にも力を注ぎます。
ホールや美術館など、さまざまな文化施設も同じです。
赤ちゃんからお年寄りまで、たくさんの県民の皆さんが学び、感動する場所。
そこに人が集まり、出会い、語り合ったり、情報がやり取りされたり・・。
発信し、仕事や表現をスタートできる場所にもなります。
図書館をはじめとする文化施設が、学びや感動はもちろん、人づくりや交流、起業の場になるのです。
そんな県立図書館をもった岡山県にすることを、皆さんに、約束します。