行財政構造改革は、仕上がるのか?
2012 年 1 月 25 日 - 11:08 PM by ICHII
10時から総務委員会。
前回説明された、来年度当初予算要求内容についての質疑が行われました。
私からは、
「財政構造改革プラン」最終年度の予算だが、プランで削減したものが復活したり上乗せされたりしていないか?
復活などしているように見えるものもあるが、プラン終了後(再来年度以降)はどうするのかを見通してのことなのか、あるいは見直すのか、といった考え方はどうなっているのか?
を質問しました。
答弁は、
復活しているものは、基本的には、ないはず。
担当課が、時間の経過や別の観点での必要性から新たに提案しているかもしれないが、
プランの全体の枠組みは崩さない。
というもの。
関連して、
現在、新しい行政評価制度を庁内で具体的に検討していると聞いているが、来年度が最終年度である行財政構造改革を検証し、終了後の予算や事業、人員配置などに生かしていけるものになっているのか?
と聞いたところ、
行政評価は夢づくりプランの進捗をはかるもの、
との答弁でした。
そ、それだけでは、ものすごい手間をかけてやる意味、ないのでは・・?
と、思わず、言ってしまいました・・。
他にも、行財政構造改革で取り組んでいる、職員の定数削減(目標3,600人体制)について、(これは期間が財政より1年長くて、再来年度が期限なのですが、)
現在が4017人、
新年度当初に90人減の見込み、
ということは、残り1年で300人も減らせるのか?
という問いに対して、
「なお時間がかかる」との答弁がありました。
うーん・・。
2008年に、知事が、必ず成し遂げる!とおっしゃった行財政構造改革。
いよいよ最終年度ですが、本当に仕上がるのでしょうか・・。