「生活保護の現状と課題」を勉強する
2009/05/27 水曜日 - 23:40:23 by ICHII今日は、民主党「自治体議員フォーラム」主催の学習会を行いました。
さいたま市で生活困窮者やホームレス、ネットカフェ難民などの支援活動を行っているNPO法人ほっとポットの代表理事、藤田孝典さんが講師です。
ほっとポットは社会福祉士という国家資格を持った専門家集団であるところが特徴ですが、お話の中でも、ケースワーカーを社会福祉士や精神保健福祉士などの専門家にしていく必要性を強調されました。
ケースワーカーだけでなく、各分野の専門家が関わらなければ課題の解決にはつながらない。そのためにはワンストップで関係先につなげるコーディネータが地域の中に必要だ、という主張も説得力がありました。
また、施設型ではなく、地域の空き家やアパートでの居宅支援にしていくことや、そうすることによって、経済的貧困への対処と同時に、「人間関係の貧困」への対処もできる場所も作っていける、というお話も、問題の本質を突いていると感じました。
終了後、数人で近くの居酒屋に移動し、ご飯を食べながら色々と話したのですが、同世代ならではの「そうだよね!!」という共感もたくさんあり、今後も一緒にがんばろう!と遅くまで盛り上がりました!