岡山県は道州制をリードするのか?
2009 年 5 月 29 日 - 11:52 PM by ICHII
今日は2回目の行財政改革・道州制等特別委員会。
岡山市の政令市移行に伴う執行体制の変更について(84名の職員定数が削減されました)と、
道州制についてがテーマでした。
発言が続出したのは道州制について。ほぼ全員が意見を述べられました。
しかし、そういった活発な質疑に対して、政策審議監室が、一般的な知識や、地方制度調査会や道州制ビジョン懇談会、全国知事会等での議論の紹介をもって答弁されたのは、ちょっと変な感じがしました。
道州制についてはかなり議論が重ねられてきていて、色々な論点が出ています。
岡山県は、全国に先駆けて道州制の導入を提案し、石井知事は各種の委員会等で委員や委員長として積極的に道州制の必要性を訴え、新おかやま夢づくりプランでも一つの柱としているわけで、そういった論点について、岡山県としてはこういう考えだ、というものが、当然あるはずだし、それをもって答弁されるのだろう、と思っていました。
どうしてそうじゃないのだろう・・。
そう思って、
岡山県としての具体的な道州制についての考え方(中味)はできていないのか、
まだだとしたら、今後どういうスケジュールで作る予定なのか、
と質問したのですが、はっきりした答えはありませんでした。
岡山県が道州制をリードするのなら、「道州制はこうあるべき!」というものを示した上で、幅広く議論を巻き起こしたり、メリットが実感できるような取り組みを実際に行ったりしていくべきではないのかな・・。