野党共同で宣伝活動しました
2008/06/11 水曜日 - 23:45:04 by ICHII今朝8時から、岡山駅前で、民主党・共産党・社民党3党が共同して、後期高齢者医療制度廃止を訴える街宣活動をしました。
史上初!の出来事らしいです。
各党の代表・幹事長などが演説し、周辺でチラシ配布などを行いました。
↑ 陰に隠れてますが、ワタクシ、司会を務めさせていただきました!
終了後には、がっちり握手をして、この問題に一緒に取り組んでいくことをアピールしました。
今朝8時から、岡山駅前で、民主党・共産党・社民党3党が共同して、後期高齢者医療制度廃止を訴える街宣活動をしました。
史上初!の出来事らしいです。
各党の代表・幹事長などが演説し、周辺でチラシ配布などを行いました。
↑ 陰に隠れてますが、ワタクシ、司会を務めさせていただきました!
終了後には、がっちり握手をして、この問題に一緒に取り組んでいくことをアピールしました。
またまた現場へGO!
昨日、全員協議会が終わってから、中央児童相談所と女性相談所に行きました。
まず、児相についてお話を伺いました。関係機関との連携、市町村との役割分担、児童相談所の方向性、障害相談対応の方向性、市町村の現場の実態、福祉事務所のあり方、自立援助ホームなど18歳以上の子供の問題・・・などなど、色々質問もさせていただき、話は尽きません。
一時保護所や事務所の様子も少し見せていただきました。
女相でも、遅くまでお話させていただきました。保護と安全の場所の提供が役割だととらえた上で、そこから福祉や地域や学校にどうつなげていくか、自立の現場である地域の支援の必要性、ウィズセンターとの連携や役割分担など、課題はたくさんあります。
社会が解決しなければならない大きな問題に取り組んでおられる現場。たくさんの宿題をもらいました。
6月定例議会が開会しました。
開会日のメインは知事の提案理由説明(所信表明みたいなもの)。
議場の関心は、財政問題についてどうおっしゃるか、に集まっていましたが、これまでの財政課長や総務部長の説明とあまり変わりませんでした。
「安全・安心や子どもの教育、子育て、中四国の拠点性の向上といった分野に配慮」する、と言われたこと、「極めて厳しい内容とならざるを得ないことが想定され、誠に心が痛むところでありますが」・・「私自身が全責任を負い」・・と思いを述べられたことは、知事にしか言えない部分だったと思います。
本会議が閉会したら、すぐに全員協議会。知事の言葉で財政問題について説明されるための場、ということで、提案理由説明とは違ったお話が聞けるものと期待して出席しました。
が、残念ながら、これもこれまでの説明や直前に本会議場で聞いた内容と大差なく・・。
「本当に心が痛むところであり、大変申し訳なく思っている」とおっしゃったのは記憶に残りましたが、その前段は、「経緯や理由はどうであれ」。
交付税ショックによる歳入減と、就任時に既に財政調整基金等が枯渇していたことを財政危機の原因としてあげられた上で、「経緯や理由はどうであれ」と言われたのでは、ご自身の責任についてどう考えておられるのか伝わってきません。
本年度予算に賛成した私自身も含め、知事や議会・議員には財政危機を招いた責任があるし、同時に、それをどうにかして乗り越える責任があります。
まずは6月議会で議論を深めていかなくては!
5日にインドネシア繊維労組の皆さんが岡山県を表敬訪問されました。
アレンジを頼まれたので、県にお伝えし、産業労働部次長にお迎えいただきました。
岡山県の産業や労働の情勢、県内企業のインドネシアでの展開状況などを説明していただいたのですが、皆さんとても熱心に聞いておられました。
インドネシアとの交流は、1995年頃まではあったそうですが、最近は途絶えていたとのことで、これをきっかけに関係が深まっていくといいな、と思います。
今日は、東山公民館で県政報告ミニ集会をしました。
地元の近藤市議をゲストに迎え、まず、政令市やごみ有料化、東山学区の課題などについて話してもらいました。
続いて私からは、県財政にしぼってお話しました。県が作って公開している資料を使い、その分かりやすさについてもご意見を聞きました。
←津村さんも(写真の手前右端)駆けつけてくれました!
一方的に伝えるのではなく、参加された皆さんから疑問や意見を聞かせていただきたかったので、席を写真のような配置にして、座談会風に自分で司会をしてみました。
たくさんの発言がどんどん出て、1時間くらいの会のつもりだったのに、延びて2時間にもなった!ので、とりあえず打ち切らせてもらいました。
幅広い内容の意見をいただき、鋭い質問も飛んできましたが、自分なりに正面から答えたつもりです。
財政が厳しい今だからこそ、こういう場を持って、皆さんにきちんと説明し、疑問に答え、意見を聞いていくことが本当に大事だなぁ、と改めて感じました。あちこちで開いていこうと思います。
何人でも、どこでも行きますので、話を聞いてみたい、言いたいことがある、という方は、ぜひご連絡ください!
今日も現場へGo!
民営化後の郵便局の現場を見せていただく、ということで、日生郵便局・集配センターと頭島郵便局を訪問しました。
←頭島の郵便局は築70年。船に乗って行きました。
朝、統括センターから集配センターに郵便物が届くところから見せていただきました。ある程度機械で分けられたものが届きますが、機械では対応できなかったものは、手で区分していきます。
配達の順に並べる作業も含め、一段落したところで朝礼。郵便局の方も、朝の準備をして、朝礼をし、業務に入っていきます。
民営化に伴い、窓口業務や保険・貯金の外務を行う郵便局会社と、区分・集配を行う郵便事業会社は、別の会社になりました。
だから、日生の郵便局舎の中には2つの会社が入っていて、それぞれの仕事をしています。あまり大きな建物ではないので、更衣・休憩室など共有部分もありますが、基本的には壁で仕切られてセキュリティも厳しくかかっています。
業務のやり方も大きく変わり、職員さんたちの苦労も色々ありますが、「一番迷惑がかかっているのはお客さんじゃないですかね・・」。
お客さんから見れば、郵便局は郵便局であって、会社が別なんてことは関係ないし、そもそもそんなことを知らない人も多い。だから、これまでは郵便局の窓口に行けば用事が全てまとめて済んでいたのに、別の会社の用事は「会社が違うので」とやってもらえないのがなぜなのか、理解できない。
サービス向上のためにはワンストップ化するのが流れなのに、なぜか逆行しています。
郵便局会社や集配センターは時間外窓口を持たないので、以前より利用できる時間が短くなり、土日は窓口が閉まるようになったのもサービスとしては低下。
そんなこともあるようです。
頭島では、農協や漁協、信用金庫などの金融機関は無人化し、郵便局だけが残っています。
民営化して半年。最初のスタートの大変な山を乗り越えて、これからどうやって様々な改善をしていくか、という時期です。地域の大事な資源である「郵便局」のあり方について、色々な視点から考えていかなければ。
今日は小沢代表が岡山に来られました。全国行脚の一環です。
事前に、「現場を見たい」「現場で直接声を聞き、対話したい」という代表の思いをいただき、岡山市内の介護老人保健施設(高齢者の家庭への復帰を目指し、医学的管理の下、看護・介護やリハビリ、日常サービスまで併せて提供する施設)の視察と懇談を提案しました。代表自ら企画書を見て「OK」出して下さったそうです。
実際に施設を見学され、医師や介護、リハビリなどのスタッフから現状についての訴えを聞き、入所者の方たちとふれ合われる小沢代表の姿は、とても真摯なものでした。
岡山県老人保健施設協会の皆さんとの懇談会では、介護スタッフの給料が安すぎる、といった課題を中心に、熱い意見がたくさん出ました。
その後の新聞社のインタビューの際にも、地域を自分の足で歩いて直接会って言葉を交わして、初めて国民の思いが分かるのだ、と力説されていました。
あくまでも現場と対話にこだわる小沢代表を見ながら、政治家としてどんな社会や法制度にすべきかを判断する基準はそこにしかないな、と改めて確認しました。常に現場に出向き、生の声を聞くことを、忘れないようにしたいと思います。
2日(月)に、菅直人代表代行をお迎えして、後期高齢者医療制度廃止街宣を行いました。
高齢者の方を中心に、この制度に対するご批判をたくさんいただきます。
皆さんの思いを受け止めながら、財政難の中で、高齢者医療のあるべき姿を構築していかなければなりません。
今日も現場へGo!
瀬戸内市の牛窓にある岡山県水産試験場の見学に行ってまいりました!同じ民主党1年生議員の木下くんと一緒です。
日本や岡山県の水産の状況、岡山の海の特徴、水産試験場の事業などについて説明を受けた後、試験場と栽培漁業センターを見せていただきました。
現在の牛窓に新築移転したのが1965年。全国でも2番目に古い建物だそうで、老朽化はかなり激しいです。
←天井が破れていたり、
←ろ過装置が壊れて海水を入れられないために水槽(試験池)が使えなくなっていたり・・。
試験場の試験池や飼育棟は、実際にはほとんど使えない状態です。
そんな中で、資源、環境、増殖の3班に分かれて9名のスタッフが調査研究に取り組んでおられます。
施設をどうにか改善したいですね!・・でも県の財政が厳しい中で、いい方法を考えないといけませんね・・、と、話しながら見学しました。
栽培漁業センターでは、放流するための稚魚が育てられている水槽や、その稚魚を得るための採卵用の親魚など見せていただきました。実際に役に立っている現場です。
←真鯛は人懐っこい魚で、見てると寄ってきて、にらめっことかできるそうです。
今、陸の上だけではなく、海の自然環境も破壊されています。岡山の豊かな海を回復し、守っていくこと、そうすることで海の生物の恵みを享受できるし、漁業が成り立ち、漁師さんたちの活動によって海が守られていく。
山や川、田畑とも結びついた岡山の自然と農林水産業全体を県として維持していく施策が必要だと強く感じました。
今日は、知事の「財政危機宣言」を受けて、臨時の総務委員会。
29日にも書きましたが、危機的な状況に対してどうするのか、今日、知事の方針が出る、ことになっていました。
14:20から行財政改革推進本部が開催され、そこで本部長である知事は「岡山県財政危機宣言」を発表し、
1)全職員の意識統一が必要であるので、職員への説明を行う。
2)明日から部局横断的な財政構造改革プロジェクトチームを立ち上げて全庁一丸となって取り組んでいく。
3)新しい行革大綱については「適切に対応」する。
という3点の指示を出したそうです。
とにかく、「一般財源ベースで」300~400億の(歳出削減を中心とした)構造改革が必要だ、ということです。
説明を聞いて、活発な発言が続きました。
私も、まず、「財政構造改革プロジェクトチーム」の目的や、行財政改革推進本部および既にある行革の取り組みや組織との関連と全体像を尋ねました。
どういう考え方・方針の下で構造改革に取り組むのか(例えば、国でも、ムダな歳出削減が先か、増税して歳入を増やすか、という大きな二つの考え方に分かれていると思います)、も聞きました。
残念ながら考え方はしめされませんでした。が、やり取りの中で、新しい法定外税なども検討していく、という答えがありました。増税ですね。
これだけ大きな財政構造の改革を行うためには、どういう方針の下に、どういう目的で、どんな組織で、いつまでに、何をやるのか、をきちんと決めて明らかにし、議会や県民の理解と了解を得て取り組む必要があると思います。
明日の財政構造改革プロジェクトチームの内容を含めて、そういったことをちゃんと示してほしい、と強調しました。
私自身、得られた情報を積極的に皆さんにお伝えし、意見を聞かせていただけるようにしていこうと考えています。