6月定例議会開会
2008 年 6 月 9 日 - 11:33 PM by ICHII
6月定例議会が開会しました。
開会日のメインは知事の提案理由説明(所信表明みたいなもの)。
議場の関心は、財政問題についてどうおっしゃるか、に集まっていましたが、これまでの財政課長や総務部長の説明とあまり変わりませんでした。
「安全・安心や子どもの教育、子育て、中四国の拠点性の向上といった分野に配慮」する、と言われたこと、「極めて厳しい内容とならざるを得ないことが想定され、誠に心が痛むところでありますが」・・「私自身が全責任を負い」・・と思いを述べられたことは、知事にしか言えない部分だったと思います。
本会議が閉会したら、すぐに全員協議会。知事の言葉で財政問題について説明されるための場、ということで、提案理由説明とは違ったお話が聞けるものと期待して出席しました。
が、残念ながら、これもこれまでの説明や直前に本会議場で聞いた内容と大差なく・・。
「本当に心が痛むところであり、大変申し訳なく思っている」とおっしゃったのは記憶に残りましたが、その前段は、「経緯や理由はどうであれ」。
交付税ショックによる歳入減と、就任時に既に財政調整基金等が枯渇していたことを財政危機の原因としてあげられた上で、「経緯や理由はどうであれ」と言われたのでは、ご自身の責任についてどう考えておられるのか伝わってきません。
本年度予算に賛成した私自身も含め、知事や議会・議員には財政危機を招いた責任があるし、同時に、それをどうにかして乗り越える責任があります。
まずは6月議会で議論を深めていかなくては!