京都府「事業仕分け」

2009 年 2 月 8 日 - 11:30 PM by ICHII

一昨日(6日)、京都府の事業仕分けを参観してきました。

事業仕分け」とは、構想日本による、行政の事業をそもそも必要か、必要だとしたらどこが(国か、県か、市町村か、民間か)やるべきか、と分けていく試みです。

「事業仕分け」の詳細はリンク先の構想日本のサイトを読んでいただくとして、
今回の特徴は、民主党京都府議会議員団が主催したこと。
議会主導というのは全国初だそうで、これは見に行かなくちゃ!と思ったわけです。

京都府議や構想日本の方のお話を聞いてみたところ、行政が行う場合との最大の違いは、事業選定にあったようです。
確かに、問題がありそう、検討してみたい、と思うパターンの事業が、部局の偏りもなく選ばれていました。
課題は、この経過と結果をどう活かして府議団としての活動につなげていくか、です。
きっちりまとめるし、来年度予算審議にも生かしていく、とのことだったので、楽しみにしています。

ただ、府議の一人もおっしゃっていましたが、こういう作業は、本来は議会の役割。
しかも予算を決定し、決算を認定するのが議会の仕事、という中で、どのようにやるべきか。
そこは問われていると思います(私自身も)。

児童文学の中の「郷土」

2009 年 2 月 7 日 - 11:37 PM by ICHII

おかやま地域資源研究会が主催した講演会「岡山と坪田譲治の文学:千葉省三・新美南吉と比べる郷土の風景」を聞きに行きました。

千葉大学の佐藤宗子先生の講演は、3人の作家のテキストを比較しながら、そこから現れてくる風景やその広がり、時代の流れに対する感覚などを考えるものでした。
作家自身の郷土の風景や人生、その時期などが作品に与える影響と、テキストの中から普遍的に感じ取れるものとの関係やその間の行き来。
これまで読んできたたくさんの文学作品からくみ取ったものが豊かに広げた世界と、それらの一種の限界の、両方から私が形作られているのだなぁ・・と思うと面白い。
また、比較することで、坪田譲治の描く、閉じられて自足している静かな風景とその中に忍び込んでいる不安の独自性が際立ってきて、どうしてそうなのかな・・、岡山という土地が惹き起こしているところはあるのかな・・、などなど、考えを巡らせ始めるときりがなくなるのでありました。

中国職業能力開発大学校

2009 年 2 月 6 日 - 11:18 PM by ICHII

今日も現場へGO!

倉敷市玉島にある中国職業能力開発大学校(中国ポリテクカレッジ)に伺いました。
学卒者の訓練、在職者の訓練、技術面での企業支援の3本柱に取り組んでおられます。

国と県と民間の役割分担を含め、本来のニーズに基づいたあり方の議論が、改めて必要な時期ではあるのでしょうが、
若者支援や中小企業への人材供給など、果たすべき役割はますます大きくなっていると思いました。

総務委員会

2009 年 2 月 4 日 - 11:28 PM by ICHII

今日は総務委員会。

副知事が出席され、来年度地方財政対策や当初予算の歳入や収支の見込みについて説明されました。
税収は大きく落ち込むものの、交付税の増と財政構造改革によって、収支不足は84億円にとどまるようです。
他県が税収減に伴って厳しい財政状況に追い込まれている中で、これは一安心ですが、
来年度以降も税収が増えるとは思えないし、交付税の増額も暫定的かもしれないわけで、今後とも財政構造改革の5つの目標は守ってほしい、と要望し、
経済・雇用対策での財政出動と財政規律についての考え方をお尋ねしました。
副知事からは、必要な対策には最優先で取り組むが、財政構造改革プランを進めていけば財政規律は守れるはず、とのお答えでした。

来年度当初予算要求内容についての審議も、今日の重要案件。
重点事業である中山間地域対策(3年間)の初年度の成果と、
市場公募債について、来年度から行う共同発行や県債発行における位置づけ・考え方を質問しました。
共同発行は100億を予定しているそうです。(どこにぶら下がるのかな?)
中小企業への貸出が増える中で地方金融機関のキャッシュが少なくなっており、縁故債の応札が減ったり高金利になっていることから、市場公募債の発行額は、今年度も予定より100億増やして300億とするし、来年度以降も増やしていくことが必要ではないか、という考えが財政課長から示されました。方針としては賛成です。

その他のところでも発言が続き、今日も活発な委員会でした。

地方財政セミナー2日目

2009 年 2 月 3 日 - 11:54 PM by ICHII

昨日に続いて地方財政セミナーに参加。
地方交付税の動向も勉強になりましたが、
福島大学の今井照先生の講演「人口減少社会の地域社会をどう設計するか」も示唆に富んでいました。

最近、「人口減少・逆ピラミッド化をデータとして踏まえた中長期的な政策が必要ではないか」という問題意識が強まっていたので、
ダウンサイジングへの政策転換や地域力の衰退から目をそらさず市民活動や社会的企業のネットワーク化をすべき、というのは重要な提案と受け止めました。

終了後、大急ぎで帰岡、県庁で2件ヒアリングして、夜はご飯を食べながら文化や社会にとってのリスク、地方自治について語る。
忙しい一日でした。

地方財政セミナー

2009 年 2 月 2 日 - 11:28 PM by ICHII

朝、岡山を発って上京。地方財政セミナーに参加しました。

興味深かったのは、地方財政計画額と自治体決算額の比較。
つまり、国の計画と実際に自治体が使うお金のズレについて、です。
マニアックになるので(笑)細かくは書きませんが、そのズレを埋める中で地方財政計画が圧縮される結果になっています・・。

赤磐市長

2009 年 2 月 1 日 - 11:16 PM by ICHII

今日は赤磐市長である荒嶋龍一さんの後援会事務所開き。
昨日の民主党岡山県連常任幹事会で、春に行われる市長選挙での推薦を決定したこともあり、応援に伺いました。

挨拶させていただいたので、
民主党として推薦を決めたことや個人的なつながりと思い、そして合併後の初代市長としての実績についてお話させていただきました。
パワフルな魅力のある市長さんです!

政権交代をめざす民主党として、県内自治体の首長さんたちとの関係をしっかりとしたものにしていきたいと思っています。

定額給付金、申請しません!

2009 年 1 月 31 日 - 11:03 PM by ICHII

今日の民主党岡山県連常任幹事会で、
県連公認の議員(国、県、市)と県連五役全員、
定額給付金を申請しない!
との申し合わせをしました。

申し合わせの後、揃って記者発表を行いました。

全国初!の取り組みなのですが、「こんな制度おかしい!」という思いを、皆で一致して示すことができたと思います。

新しいステージとしての「協働」を探る

2009 年 1 月 30 日 - 11:25 PM by ICHII

17日にも書いたように、龍の口グリーンシャワー公園の今後のあり方について、地元や利用者など関係している方々に情報を伝え、意見を聞かせていただきながら、一緒に考えていけないか、という思いをもっているのですが、
今日は、県の担当課との懇談で進行を務めさせていただきました。

当日参加も多く、予想を超えるたくさんの方の参加がありました。
意見や質問も活発に出たので、今後の県と国との協議に生かしていただけると思います。
県の方からも、その様子もまた皆さんに報告します、と言ってくださって、その先につながる場になりました!

藩有林だったものが国有林となり、
里山だったのが時代の変化に伴って手が入らなくなって荒れていたのを、県が公園にして管理したのがこの20年。
山は変わらず山だけど、時代に合わせて設置や維持管理のあり方は変わるので、次のステージに移る時期かもしれない、
という発言もありました。
その中でどう存続させていくのか、この20年の様々な関わりや県施設としてのあり方などを踏まえて、次につなげて考えていくことが大事なのだろうと思います。

国と県と住民の役割分担。
新しいステージとしての「協働」を生み出していけるかどうか、探っていきたい。

赤は愛の色さ!

2009 年 1 月 29 日 - 11:09 PM by ICHII

先日、行きつけの美容院で、新年のお祝いをいただきました。

たくさんの種類があるビーニー・ベイビーズから選んでくださったのが、これ ↑ 。

私のテーマ・カラーである赤色だから、というのもこのコになった理由だそうですが、2月14日生まれのバレンタイン。
やっぱ、赤は愛の色だね! LOVE。

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