総務委員会
2009 年 2 月 4 日 - 11:28 PM by ICHII
今日は総務委員会。
副知事が出席され、来年度地方財政対策や当初予算の歳入や収支の見込みについて説明されました。
税収は大きく落ち込むものの、交付税の増と財政構造改革によって、収支不足は84億円にとどまるようです。
他県が税収減に伴って厳しい財政状況に追い込まれている中で、これは一安心ですが、
来年度以降も税収が増えるとは思えないし、交付税の増額も暫定的かもしれないわけで、今後とも財政構造改革の5つの目標は守ってほしい、と要望し、
経済・雇用対策での財政出動と財政規律についての考え方をお尋ねしました。
副知事からは、必要な対策には最優先で取り組むが、財政構造改革プランを進めていけば財政規律は守れるはず、とのお答えでした。
来年度当初予算要求内容についての審議も、今日の重要案件。
重点事業である中山間地域対策(3年間)の初年度の成果と、
市場公募債について、来年度から行う共同発行や県債発行における位置づけ・考え方を質問しました。
共同発行は100億を予定しているそうです。(どこにぶら下がるのかな?)
中小企業への貸出が増える中で地方金融機関のキャッシュが少なくなっており、縁故債の応札が減ったり高金利になっていることから、市場公募債の発行額は、今年度も予定より100億増やして300億とするし、来年度以降も増やしていくことが必要ではないか、という考えが財政課長から示されました。方針としては賛成です。
その他のところでも発言が続き、今日も活発な委員会でした。