総務委員会
2008/02/15 金曜日 - 23:03:15 by ICHII今日の総務委員会では、知事査定を経た来年度当初予算案や条例案など、2月議会にかかる主な事項が報告されました。
予算関連で、収支不足を穴埋めするためにお金を借りている先に特定目的基金というのがあるのですが、この残高が明らかにされました。現在残高が約850億、土地や貸付債権などを除いた現金がその内450億。もちろん「特定目的」のために積んである基金なので、450億全部借りられるわけではなく、でも来年度はそこから136億借りることになっています。う~ん、ここから借りるのもそろそろ限界・・?
私は、遊休土地の売却による10億円の収入を見込んでいることについて、これも単年度赤字を埋める方策の一つとして挙げられていることもあり、確実に10億(以上)で売れる見通しがあるのかどうかを質問しました。これまで遊休土地の売却による収入は年に2億とかだし。
財政課長の答弁は、昨秋、歳入確保対策を作る際に改めて遊休土地を洗い出して20数億挙げたものをさらにチェックして来年度の見通しを立てた、ということで、達成に自信あり、という感じでした。
がんばって売り上げてほしいものですが、それにしても売る土地にも限りがあるし、当分赤字が続くという予測を見ると、不安はぬぐえません。
その他、県民局・支局の再編や倉敷チボリ公園問題、政令市など、重要な案件が続いて発言も活発な委員会でした。