会派を超えて改革や活性化に取り組む大分県議会
2011/11/11 金曜日 - 23:21:22 by ICHII議会運営委員会では、大分県議会にも調査に伺いました。
大分県議会でも、予算委員会や決算委員会を設置したり、一般質問のやり方を工夫したり(一括質問と一問一答と分割質問の3つから選択する)、といったことをされています。
岡山や沖縄と違う特徴的な取り組みは、議会基本条例の制定や、「出前県議会」です。
「出前県議会」とは、「開かれた県議会」をめざして、県内各地で、県議会の活動を報告したり地域の方々と意見交換をしたりする、というものです。
地域とテーマを決めて、地元議員やテーマに関係する常任委員会の委員長、議会の広報委員会のメンバーなどが参加するそうです。
いただいた報告書を見ると、そのテーマに地域で取り組んでいる方々とのパネルディスカッションみたいな印象です。
もう一つ、大分県議会の特徴だな、と思うのは、県議会の中に、各会派から参加して、議会改革や活性化について検討する組織を作り、そこで議論しながら進めていることです。
今も、「新政策構築協議会」と「議会議論活性化協議会」の2つの協議会があります。
「出前県議会」や「議員出前講座」などに関わっている広報委員会も含め、会派を超えて取り組んでいるそうです。
議会全体として前に進んでいくためのやり方として、参考になります。
今回の県外調査でも、議会によって異なる点がたくさんあると感じました。
岡山らしい、県民の皆さんが「声が届いているな」「議員もがんばってるな」と思っていただけるような議会にしていきたいです。