今日は閉会日。
本会議が開かれ、委員長報告の後、討論、採決が行われました。教育委員会委員１名と収用委員会委員２名の任命同意もありました。
今回、討論には公明党の増川議員と共産党の赤坂議員が立ち、民主・県民クラブはしなかったのですが、発言を聞きながら、わが会派もすべきだったかもな～と思いました。
第２会派とはいえ、９名しかいない以上、主張が自民党と異なれば否決されてしまうわけで、討論という形で会派の意見をきちんと議場で述べることは意義のあることです。黙って否決されてるだけじゃ、悔しいもんね！
午後１時から、臨時の本会議が開かれました。
知事から倉敷チボリ公園の基本的な方向に関する説明があった後、会派ごとに10分ずつの緊急質問。再質問は５分以内で１度だけ認められました。
自民党からは小田春人議員、わが民主・県民クラブは長瀬議員、公明党から山田議員、共産党は武田議員でした。
知事の説明は新たな情報は特になく、チボリ・ジャパン社の経営状況については少し踏み込んで言われたな、という印象でした。「このまま経営を継続すれば、資金も底をつくことも想定され、その場合には、必要となる経費を誰が負担するのか、その経費を県が負担することはあってはならない、といった議論にもなること」も取締役会で発言されたそうです。
今後の方向性が出ない以上、質問も突っ込みようが難しい感じでしたが、仮に更地にして返す場合、県有施設の撤去に４億、契約解除後18ヶ月分払う契約になっている地代を７億、県が負担しなければならないことが明らかにされました。
今後の財政的支援は、ＴＪ社の取締役会を受けて「基本的な方向」を踏まえて示すとのことですから、県有財産の処分も含め、きちんと見ていく必要があります。
また、地主であるクラボウとは、県の方針を決めてから来るよう言われて会ってもらえない状態だそうです。渋いですねー。
明日の臨時本会議に向け、今朝、会派で質問内容の検討を行いました。
質問者は長瀬議員です。
現在の状況を招いた県・知事の責任、チボリ・ジャパン社の今後やそれに係る県の負担、資本金や県有財産の扱いなどについて質してほしい、と意見を言いました。
県が主体的に行ってきた事業であり、ＴＪ社もチボリ公園事業のために作られた第３セクターです。見通しや手際の悪さも含めて、県の姿勢が問われていると思います。
そして、県議会の責任、存在意義についても考えなければならないと思っています。
今日の総務委員会は、そもそもは、昨日のチボリ・ジャパン社の取締役会を受けて、会社の今後のあり方について報告があるはずで、注目を集めていました。
ところが、報道されている通り、昨日の取締役会では、チボリ・インターナショナル社との再交渉には入らないことになったものの、今後の経営方針については結論が出なかったのです。地代を県や倉敷市が負担しないことを前提とした公園運営についての案を作って、１月の取締役会で検討することになったとの報告でした。
12月議会の議案や請願・陳情の審査を始め、案件の多い委員会だったのですが、議論はチボリ問題に集中。
知事が年内には大枠を示すと言ってきたのに先延ばしになったことへの批判や、倉敷市との関係の分かりにくさに表れる県・知事の責任など、多くの発言がありました。
私も、１月の取締役会で結論が出る見通しはあるのか、ＴＪ社と県の方針が一致しなかったらどうするのか、ＴＪ社の清算手続き等に関わって県の追加負担がありうる中、会社のことには県は関係ないとは言えないのではないか、といった質問をしました。
なお、20日に臨時本会議を開いて知事から「大枠」の説明を受け、議論する流れがあったのですが、今日の議会運営員会で、「大枠」は決まらないが現状の報告を受けて緊急質問をすることが正式に決まりました。
今日は子ども応援特別委員会。10時半からだと思ってちょっと欲張り、朝から挨拶回りなどしていたら時間がかかってしまってやばかった・・。
幸いなことに（？！）件数も少なく、事前に資料を読まないといけないほど複雑な内容でもなかったので、何とか。
今年最後の委員会だったので、終わりに委員長からご挨拶がありました。それを聞きながら、特別委員会は部局を横断して課題に取り組めるので、テーマを具体的に設定して１年かけて政策提言なんていいかも～とか夢想していました。
今日は、江田五月議長就任を祝う会でした。
１２００人もの方が参加され、大盛会。私は受付誘導係だったのですが、各界から幅広い皆さんが喜びの笑顔でどんどんいらっしゃいました。ほとんど途中で帰る方もなく、本当に温かい会でした。
終了後のスタッフの慰労会も、心のこもった和やかな集まりになりました。
慰労会で、江田議長は丸山眞男の言葉を引いて、議長「であること」には意味はない、重要なのは議長「をすること」であり、それはこれからだ、とあいさつ。これからの議長の仕事に改めて期待です。
今日は、岡田克也副代表をお迎えし、津村啓介決起集会を行いました。
津村啓介衆議院議員の中心的な支持者の皆さんが集まってくださり、いつ解散・総選挙になるか分からないし、岡山２区は厳しい激戦になる、という緊張感を持っていただくことができました。
終了後、山陽新聞が岡田さんにインタビュー。
農政や道路特定財源などを取り上げて、今起きている問題は、これまでの政策が間違っていたのが原因であり、それを変えるために民主党が従来とは異なる新しい政策を提案しているのだ、ということを分かりやすく話されました。
だからこそ、政権交代は総選挙で実現しなければならないのだ、とも。
ここまで来るのに１０年かかったことや、新しい政党を一から作る大変さを語られ、政界再編には賛成できない、とおっしゃったのも印象に残りました。
お会いするのは２度目で、しかも、昨年、津村さんの集会に応援に来てくださった際にスタッフとして接しただけだったのに、覚えていてくださったのには感激！！「県会議員になったんだ、がんばったね」とのうれしい言葉もいただき、ますます岡田ファンになりました！
いよいよ一般質問も終わりました。本会議散会後、１年生懇親会（会の名前を決めた方がいいかしら・・）。
今回からは、ただの飲み会じゃつまらないから勉強もしよう！ということで、岡山県の林業や森林をテーマに勉強会。林政課長に講師をお願いして現状を説明していただき、森づくり県民税のＰＲビデオも見せていただきました。
終了後の懇親会もすっごく盛り上がりました。先輩議員からのお酒の差し入れも！！
次回の幹事は渡辺吉幸議員が立候補。ぜひ地元・奈義町でやってください！とお願いしました。せっかく県内各地から出てきているのだから、地元議員の案内で、岡山の色々なところに皆で行けば、得るものも大きいのではないかな～と思ってます。
一般質問も３日目。民主・県民クラブからは高原俊彦議員が質問しました。
地方財政健全化法や県のＨＰのアクセシビリティについて、実務家出身の高原さんらしい視点からの質問がありました。
また、地元小学校のＰＴＡ会長としての経験を生かし、学校における国際交流についての質問も。
冒頭、午前中の一般質問や答弁に関して意見を述べられたのですが、議場から大変な反響がありました。激しい野次が飛び、質問に入ってからは議場が静まり返っているように感じられたほどです。内容については、考えさせられるものだったので、改めて書きます。
一般質問も２日目。わが会派からは木下素典議員が登壇。
まず、６月議会で「検討する」などの答弁をもらったが、その後どうなっているのか？という「追跡質問」を３つ。
中山間地の公共交通やごみ処理に関する質問の後、最後に、一つのテーマについて異なる議会で異なる議員が質問しても、毎回同じ答弁なのはどういうことだ！少しずつでも前進したり取り組んだり、あるいはがんばってるけどだめだったりするのを、知事の情熱を込めて率直に答弁してほしい！と、木下くんらしい言葉で訴えました。
盛大に野次ってくれ！と応援を頼まれていたので、ここぞとばかり、「がんばれ！」「そうだ！」と声援しました。
他の議員からも「その通り！」「ええこと言う！」などの声が飛んでいました。やったね！
←質問を終え、控え室で「ぐったり」する木下議員。