向山地内への産廃最終処分場に関する申し入れ

2008 年 2 月 5 日 - 11:27 PM by ICHII

今日は、向山産廃処分場設置阻止議連で備前県民局に申し入れに行きました。

備前県民局申し入れ ←司会は河本副議長

地元吉備中央町の町議さんたちをはじめ、高梁川下流域である総社・倉敷市議の方々と、県議会からも7名(議連への参加者は11名います)が出席しました。

高梁川水系に与える影響の大きさを考えると、4年前に不許可決定されたのとほぼ同じ(埋立容量は2倍以上に増加)計画を同じ人が違う会社名で出しているこの件は、慎重な取り扱いが求められると思います。

県の要綱では、事前指導の中で意見照会をする関係市町村は500m以内のところとなっており、この件では吉備中央町と総社市は該当しますが、倉敷市は入りません。高梁川の水を飲んでいる倉敷市の意見も聞くべきではないか、必要なら要綱を見直すべき、という意見も出ました。

県民局長からは、議連に倉敷市議も入っていることや県議会でも超党派の取り組みとなっていることを重く受け止める、という発言があり、市長会からも県知事へ要望があり慎重に扱う旨回答していることも紹介されました。

業者がこの事業を継続するとすれば、環境影響評価を実施し、事前計画書を提出して、事前審査となります。その間、1年以上かかるかもしれませんが、目を離さないようにしたいと思います。

食品汚染シンポジウム

2008 年 2 月 4 日 - 11:06 PM by ICHII

2日に上京した際に、食品汚染シンポジウム―有害物質による魚介類汚染問題―に参加してきました。

民主党全国政策担当者会議が予定より長引いて終わってから急いで駆け付けたのですが、残念ながら半分くらい終わっていました。

でも資料はもらえたし、ちょうど始まった講演「メチル水銀による魚介類汚染の実態と問題点」は非常に勉強になりました。

食品汚染シンポジウム

講演者として参加しておられたNGOの方々とも久しぶりにお会いして、いろいろ情報交換や新しい企画の相談ができました。

魚介類の汚染は海域により特徴があるし、日本人は魚をたくさん食べるので人への蓄積量に大きな影響があると思われます。

食品基準値の設定や規制の方法など、課題は多く、自治体でもできることがあると感じています。できれば2月議会の質問など、具体的に取り組んでいくつもりです。

高原としひこ新春の集い

2008 年 2 月 3 日 - 11:29 PM by ICHII

今日は高原俊彦さんの新春の集いがありました。

高原としひこ新春のつどい

同期の新人議員として、よく「後援会活動どうしたらいいんかね~」「しっかりやらんとな~」とぼやきあっているのですが、「後援会総会をやろうと思うんだけど・・」と聞かされてからあっという間に実現。・・うう、さすがです・・。

支持団体の方々を中心に、地域の支援者の方も大勢参加され、とても盛会でした。

パーティの中であいさつの機会をいただいたので、両親も含めて15年以上お世話になっていることや変わらない人柄、会派や党で重要な役割を果たしておられることなどをお話ししました。

高原さん、今後ともよろしくお願いしまーす!

(参加されていた知り合いの方から「あんたもこういうのやらんのんか~」と聞かれましたが、私は今年も相変わらず、ミニ集会をやっていこうと思っています。身の丈で・・。地味でスミマセン・・。)

民主党全国政策担当者会議:道路特定財源制度改革!

2008 年 2 月 2 日 - 11:56 PM by ICHII

1月29日に書いたように、今日は岡山にガソリン値下げ隊が来て緊急行動。山岡賢次国対委員長も急きょ来岡、街頭宣伝の先頭に立った。

んだけど、私は同じ道路特定財源制度改革についての民主党全国政策担当者会議に参加するため上京。

ガソリン値下げ隊の受け入れや山岡国対委員長の記者会見の段取りを昨夜までに済ませて(この種の企画の担当副幹事長なのです・・)、朝から新幹線に乗りました。

民主党全国政策担当者会議 ←全国から集まった自治体議員たち

結論から言えば、非常に有意義な会合でした。

丁寧な資料と力のこもった説明があり、予定時間を超えて質問にしっかり答える。地方で皆が抱えていた不安や疑問や不満はかなり解消されたのではないかと思います。

藤井税調会長の熱弁 ←熱弁をふるう藤井税調会長

私も2点について発言しました。

発言しました ←最後に質問。

まず、燃料への課税を環境税にする場合、本則より税率が高くなって一度値下げしたガソリンを再値上げするようなことになると嘘をつくことになる。どういう制度設計か。

これは藤井税調会長から、炭素税を考えているので、石炭などを含めた全体の中でのガソリンの割合からすれば、おそらく本則より高くはならないだろう、細かい制度設計はこれからだが、大丈夫だと考えている、との答弁。

次に、岡山では様々な企画を考えているが講師派遣など本部も協力してほしい、またその際の窓口を決めてほしい、と要請。

直嶋政調会長と菅代表代行から、もちろん協力するからしっかりやってくれ、道路特定財源・暫定税率問題対策本部で対応する(事務局は国民運動委員会)、とのお返事。

その他、地方でやるべき取り組みについての前向きな提案も多く、岡山でもできる!と思うものもあったので、週が明けたら早速とりかかります。お楽しみに!

総務委員会と知事折衝

2008 年 2 月 1 日 - 11:05 PM by ICHII

今日の総務委員会は山口副知事が出席、来年度地方財政対策や歳入を含めた予算の概要について説明されました。

来年度当初予算の歳出要求額は、1月15日の総務委員会で説明があった通り、一般会計で6,824億円。歳出削減に努めている予算ですが、現時点での歳入見通しは6,636億円・・。つまり、188億円足りない!!

今年度は209億円も足りなかった(しかも思ったより税収が伸びなくて、年度末に赤字補てん債を発行する始末・・)んだからそれよりはよくなってるし、県債の残高とか予算に占める借金の割合とかは減ってるし、大きく言えば改善傾向ではあるけど・・。

足りない分をどうするか、と言えば、長期投資準備資金という何かの時用のお金から2億、遊んでる土地を売って10億、特定の目的のために積んでるんだけど余裕がある基金と企業局から176億借りて、計188億円。

…来年度も綱渡りですね・・。

その他、いくつか案件がありましたが、発言が多かったのは、防災対策基本条例(仮称)について。

私も、あまり知られていないけど実は数も多くて女性にとって大きな問題である、避難所での性的暴力(レイプなど)について、課題として認識しているのか、どう取り組んでいくのか、を少し突っ込んで聞きました。こころのケアについても質問。

いずれも、具体的な言葉としては条例に書き込まれないが、課題としては認識しており(該当部分も示されました)、条例の解説書には入れていくし(これは後で課長から聞きました)、事前から対策を準備していく、ということでした。条例制定後の取り組みに注目していきます。

最後に、武田議員から、県民局の再編とオンブズマンの調査により明らかになった県職員の異常な残業量について、次回以降にこの委員会で議論したい、との提案がありました。委員長も前向きなので、取り上げられることになりそうです。

委員会の内容が事前に分かっていることは少ないので、しっかり予習して臨みたいと思います!

午後からは来年度予算の知事査定に向けた知事折衝。会派ごとに行われます。

知事折衝

民主・県民クラブは全員に発言の機会が与えられました。事前に提出した2項目までで、2分。

私は、河川改修や高潮対策など、住民の安全・安心を守る事業について、不安の声が強いのでしっかり進めていただきたいことと、情報不足は不安の原因になるので、工事の全体像や進捗状況、見通しなどの情報を丁寧に住民の皆さんに伝えていただきたい、ということをお話ししました。

地域で皆さんからお聞きした切実な思いを、知事にお伝えできたと思います。

日本エクスラン工業の工場見学

2008 年 1 月 31 日 - 11:31 PM by ICHII

昨日に続いて現場へGo! 今日は地元にある日本エクスラン工業西大寺工場を見学させていただきました。

吉井川の船着場からスタートして、原料のアクリロニトリルが、パイプでつながれたプラントで工程を経て溶かされ、糸に紡がれ、処理され、製品になっていく順番に従って、工場内を歩きながら説明を受けました。(企業秘密!のため見せてもらえない部分もありました!!)

ほとんどがパイプやタンクの中で見えないのですが、圧巻は紡糸!直径10センチ余りのノズルのなんと2万個以上開いている穴から押し出されてくる糸!「すごい・・」です。

最後に展示室で非繊維も含めて多岐にわたる製品を見せていただいたのですが、エクスランの技術力の高さは素晴らしいです!地元に国内第2位のアクリルメーカーがあるのは誇るべきことですー。

エクスランの製品である高機能繊維を使ったシャツのモニターをさせていただけることになったので、またレポートしたいと思います!

見学終了後、県政報告会をさせていただきました。

県政報告会    ホワイトボードを使って

吉備の里・保健福祉のむら見学

2008 年 1 月 30 日 - 11:10 PM by ICHII

県の福祉の現場に行こう!というわけで、吉備中央町にある「吉備の里」と「保健福祉のむら事業団」の施設を見学させていただきました。

障害を持った人たちの自立を支援する、就労や生活の訓練や実際の就業・生活のための様々な施設があります。

吉備の里就労センター ←岡山県吉備の里就労センター。1日5万本の貸おしぼり加工(クリーニング、包装)を行っています。

障害者就労センター←県内のたくさんの施設の商品を扱っていますが、ショップも増え、売上は下がり気味。

事業開始当時からの利用者層や発注元企業の変化、「自立支援」「工賃倍増」についての課題など、現場の声も聞かせていただきました。

通常の経済社会では、ミスのない仕事をして、予定通りに働くのはもちろん、状況に応じて残業もできる人が求められます。それは大事なことだけど、突き詰めていくと、障害を持った人や妊娠している人、子育てをしている人は「使えない」ということになるし、働くことのストレスがすごく強くなる。

「自立支援」がリアリティのあるものになるためには、社会の考え方、構造が変わらなければならないのだなぁ、と改めて実感しました。

大きな話だけではなく、働く人の相談に乗ったり企業をサポートしたりして間をつなぐコーディネーターの制度化など、具体的な施策も必要です。

先日来の勉強会の中で、障害者雇用についても労政・雇用課からレクチャーを受けましたが、現場を見て考えさせられることも多く、引き続き、こういうフィードバックを重ねながら取り組んでいこうと思います!

ガソリン値下げ隊が来るよ!

2008 年 1 月 29 日 - 11:48 PM by ICHII

今通常国会の重大テーマである道路特定財源の一般財源化と暫定税率の廃止、その結果としてのガソリンの値下げ。

燃料に対する課税を環境税化するやり方についてはもう少し議論の余地がありそうですが、全体として、民主党の税制改革の考え方はまともだと思います。

自民党は道路特定財源制度という土俵の上で議論をしようとしていて、残念ながら報道もそれに引きずられているので、地方は道路整備が全くできなくなる!なんていうわけのわからない主張がまかり通ってる。

民主党が言っているのは、

分かりづらくて二重課税になっている自動車関係諸税は、シンプルで納得できるものにしよう! →自動車取得税は消費税と二重課税だから廃止、自動車税と自動車重量税は「自動車を持っている」という同じ対象にかかっているから保有税に一本化、ガソリンとか軽油に対する税金は環境税にする。

道路にだけ先に財源ありき、はおかしいし、利権や無駄遣いの温床になっているから、一般財源化しよう!

税金の使い道は自治体ごとに事情に応じて決めればいいことで、使い道が特定されている財源はなくそう!

そう考えれば「道路特定財源」を確保するために30年も続けてきた「暫定」税率はいらないからもうやめよう!

っていう感じ。税率が下がって減収する分も、地方分については見合う額の財源を他から確保するから、道路整備に使いたければそうすればいいし、他の使い道にしてもいいんですよ、と言ってます。

しかし、理解してもらえてないようで、2月2日には、岡山県市長会と町村会が主催して、「道路整備財源の安定的な確保を求める総決起大会」というのが開かれる。

民主党としては、ここは対抗してしっかり自分たちの主張を訴えねば!というわけで、「ガソリン値下げ隊」が岡山にやって来ます。ホテルグランヴィアで「総決起大会」が行われる時間帯に、街頭演説やチラシ配り、模擬国民投票もやります。

必要な道路は作ればいいけど、お金があるから使わなくちゃ、という作り方はおかしいし、そのためにガソリンが高いのもおかしい。と思いませんか?

川内博史隊長を先頭に、ガソリン値下げ隊が頑張りますので、2月2日9:30~11:30、JR岡山駅東口高島屋前に来てくださいね!

子ども応援特別委員会

2008 年 1 月 28 日 - 11:03 PM by ICHII

今日は子ども応援特別委員会。

「おかやま子育て応援宣言企業」への県知事賞の授与と、第2次岡山県子供読書活動推進計画について。比較的さらっと終わりました。

せっかくの特別委員会、もったいないなぁ・・と思っていたら、武田議員から、次回、予算審議をやりましょう、との提案がありました。

特別委員会の、部局横断的に問題に取り組める、という特色が活かせる!大賛成です!

大阪府知事選

2008 年 1 月 27 日 - 11:39 PM by ICHII

大阪府知事選に橋下さんが当選。同い年です。

ものすごく重くて大きな仕事にチャレンジした気持ちを測りかねながら選挙戦の報道を見ていました。

大阪の人たちは、大阪がよくなるんじゃないか、という期待を若くて魅力的な橋下さんにかけたのだと思う。

それを裏切らない仕事ができるかどうか、大変な4年間が始まります。

メディアとの関係、発信のし方、議会や職員、さまざまな団体や関係者との付き合い方、どうやって政策を実現していくのか・・。注目しています。

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