生き延びるための地震学入門
2011 年 8 月 5 日 - 11:16 PM by ICHII
3.11東日本大震災が起きてから、地震や津波、防災対策、避難などなどに関する本をあれこれ読んでいます。
すぐれた本はいっぱいあるのですが、その中の1冊を紹介します。
「水、食料、防災や耐震も重要。でもさらに必要なのもの、それは正しい「知識」です。」
帯に書かれたこの言葉 ↑ に惹かれて、旅先の本屋さんで買ったのですが、
これまた帯に書かれているように、
「地震はどうして起こるのか?これからどうなっていくのか?姉(大上岡アネ/京都大学大学院准教授・地震学)がとことん語って、妹(上大岡トメ)がとことんわかりやすくマンガ化、図解しました。」
という本で、「地震」について、そもそも、がよく分かります。
地震や津波について、とても多くの情報が流れていて、その中には東日本大震災特有のこともあるし、阪神淡路大震災に関するものもあるし、ずっと昔の話もあるし、一般的な話もある。
今回の震災について、また私たちの岡山について考えるためには、「そもそも」の理解がないと、ごちゃごちゃになってしまうわけですが、そこんとこを「正確に」わかるためにオススメです。
○○地震が起きる確率とか、震源地と地震の範囲(ずれる範囲)の違いとか、地球の中がどうなっているかとか、予報や予測についてとか、「そうだったのか・・」が満載です。
「そもそも」の上に立って、判断したり対応したりしないと、間違ってしまうこともある。
3.11から半年近く経つ時期だから、紹介しておきます。