2011/06/29

岡山県議会の改革推進のための申し入れ

2011/06/29 水曜日 - 23:01:19 by ICHII

昨日(6月28日)、民主・県民クラブとして、県議会議長に対して「岡山県議会の改革推進のための申し入れ」を行いました。

申し入れの内容は、以下の通りです。

岡山県民がより身近に感じられ、より信頼される議会へと改革していくために、以下の事項について積極的に取り組まれるよう、申し入れます。

1.議会改革は、「開かれた議会」「ムダのない議会」「県民に信頼される議会」「政策立案のできる議会」の実現をめざすものとする。

2.議会改革は、県民との約束の下に行うものであり、現任期中に改革の成果が目に見るものとなるよう、議論を早急にスタートさせ、1年程度を目途に改革が完了するよう取り組むこと。

3.議会改革の議論や過程は、すべて県民にオープンに行うことを、基本とすること。

4.議会改革を議論するための場として、「議会改革検討委員会(仮称)」を、「議会運営委員会」内に全会派参加の下に早急に設置し、速やかに検討・議論を開始すること。

5.議会基本条例の制定、議員定数・選挙区の見直し、議員報酬・費用弁償・旅費の見直し、政務調査費や調査旅費の見直しなどは、県民の関心も高いところであり、改革を必ず実現すること。

6.その他、議会の情報公開の推進、委員会調査のあり方の見直し、出前県議会や子ども議会など県民参加の促進、議員同士の討議の実施、議場の配置を含めた質問形式の見直しなど、数多くのテーマがあるため、論点を整理し、課題ごとにスケジュールを明らかにした上で議論を進めること。

公明党と共産党の県議団も、昨日、議会改革について申し入れされました。
岡山県議会の4つの会派のうち、3会派が足並みをそろえたわけで、議長からも、30日の議運に報告する、これで自民党でも改革の気運が高まると思う、というお話がありました。
県民の皆さんの目に見える形で、早く議論をスタートさせたい!と思っています。