今日は総務委員会の県内調査でした。
県内調査というのは、いわゆる視察というか、県内で、委員会が所管する施設や現場に行ったり、参考になる民間事例を見学したりするものです。岡山県も広いので、宿泊して調査する予定もあるのですが、今日は日帰り。
午前中は、県立記録資料館に行きました。岡山県の公文書や古文書などの記録資料を集め、保存し、私たちや研究者などが利用できるようにしてくれています。
まず、公文書の書庫を見学しました。災害時の水没を防ぐため、記録資料は2階以上に保存されています。
文書をいい状態で保存するため、ムシのえさになるゴミやほこりが書庫内に運び込まれないよう、オーバーシューズで靴を覆ってから入りました。
毎年県庁などから20tも出る廃棄文書の中から選別して、整理・保存しているそうです。「未来の宝物」だとおっしゃっていましたが、本当にその通り。県で政策がどのように作られていったのかを示す記録などは、とても大事だと思います。
「過去の宝物」も見せていただきました。
木下家文書の中にある備中国の絵図。村・郡ごとの石高を調べてまとめたものです。
こういった貴重な資料を、どう利用するか、が課題だと思います。展示から歴史を学んだり資料を調べたりすることで、自分や地域について深く知ることができます。その材料やチャンスがここにものすごくたくさんあることや、その楽しさをもっと多くの人に知ってもらえたらいいな~。
続いて、備前県民局で事業の概要説明を受けました。
午後は消防学校へ。ちょうど初任教育の訓練中でした。
↑全県から集まった新人消防職員さんたち。それぞれ所属する消防局の制服を着ています。
初任教育は、全寮制で6ヶ月間。同じ釜のメシを食べた同期の結束は固いそうです。
←寮。洗濯物が見えますか?
ますます消防や自主防災組織などの役割が大きくなっていくこれから、消防学校が充実した体制で教育訓練ができなければならないと思います。が、組織のスリム化が進められ、なかなか大変そうでした・・。
やはり現場を見ることは大事だなーとつくづく感じました。足を運んで自分の目で見る。今後、自主的に、色々なところに行ってみよう!