2008 年 5 月 24 日 - 11:24 PM by ICHII
昨年の9月議会で学校図書館の充実やネットいじめを取り上げた質問について話してほしい、と知り合いの小学校の先生から声をかけていただき、教育研究集会に参加してきました。
津山の小学校を会場に、テーマごとにたくさんの分科会に分かれて、報告や問題提起をしたり、話し合ったり。
私が参加したのは、「情報化社会と教育・文化活動」分科会です。
全国各地の事例や、インターネットや携帯電話について先生たちと保護者が一緒になって考える県内の取り組みの報告、出席された先生の小学校の学校図書館や中学校でのネット掲示板などの実態など、現場の声をたくさん聞くことができました。
議会での質問や県の施策をお伝えしたり、また現場からも打ち返しをもらったり、これからもキャッチボールを続けていけるといいな。
2008 年 5 月 23 日 - 11:03 PM by ICHII
地方自治経営学会研究大会2日目。
片山前鳥取県知事のお話を生で聞くのは初めて。知事時代の施策や新聞や雑誌の投稿を興味深く見ていたので、楽しみにしていたのですが、期待に違わぬ面白い講演でした。
何度も国に騙され続け、自らの権限を強めるだけの地方分権を求める自治体の長や、本来するべきチェックができていない議会を批判し、財政の持続可能性をはじめ、自治体を住民の意思でコントロールできるようにするべきだ!と強く主張されました。
前矢祭町長や泰阜村長のお話は、本当にリアリティがあり、説得力がありました。
栗山町議会議長からは議会改革の取り組みや成果の報告。二元代表制の一方である議会として、住民と直接対話を重ねることで、住民力も上がってきたそうです。
「あなたと変える岡山県」を掲げて、情報共有や住民参加を訴えてきた私にとっては、やればできるし、岡山県でやるべきことはたくさんあるなー、と改めて確認するいい機会になりました。
形にできるよう、明日からがんばらなくては!
2008 年 5 月 22 日 - 11:20 PM by ICHII
地方自治経営学会研究大会初日。
午前中のパネルディスカッションは、4名のパネリストからそれぞれ面白いお話が聞けました。
ふるさと納税の発案者である福井県知事は、自治体間競争が生まれ、寄付額という形で結果が客観的に表れるとか、寄付の文化=民との協働が日本に根付くといった可能性をふるさと納税に見ている、と言っておられました。
富山市長の、自らの考え方をはっきりと示し、施策を市民に十分説明して、一緒にやろう、と呼びかける姿勢は印象的。どんなビジョンも全員から賛成されることはないわけで、すぐれたリーダーシップだと思います。
自主財源を確保し、強固な財政基盤を確立するために、中小企業への経済政策に力を入れている、といった点にも共感しました。
朝日新聞の坪井編集委員が強調されたのは、世論との向き合い方。
飯尾先生は、三位一体改革から何を学ぶべきか、を指摘。簡単に言うと、「国が」やったから、交付税が削られたり、補助金の数は減らずに補助率が下げられたり、むしろ中央集権が進み、分権反対のムードさえ出てきたのだ、ということ。
地方分権を実現するためには「地方が」自分たちの手でやらなければならないし、地方だって一つではないわけで、違いを出していくべきではないか、というお話は、とても示唆に富んでいると思います。
残念ながら、議論としてはあまり発展せず、個別にミニ講演した方が充実してたかも?
←700人を超える参加者!
午後の4コマの中では、嘉田滋賀県知事のお話が心に残りました。行政や科学者の目的合理性に基づいたHOWの施策と、生活者の人々の願いや思いを形にするための総合的なWHYの施策とを、結びつけるのが地方自治体の仕事である、という主張は、私自身の「行政も一生懸命やっているはずなのに、どうしてこうなっちゃうんだろう?」という問題意識と重なるもので、「その通り!」という感じでした。
最後はさすがにおしりが痛くなってきましたが、明日もがんばって勉強します!
2008 年 5 月 21 日 - 10:05 PM by ICHII
明日から2日間の日程で、東京で行われる地方自治経営学会研究大会に参加します。
今回のテーマは、「明日の地方の方向を問う~地方財政、地域再生、限界集落」です。
初日は、午前中が、福井県知事・富山市長・朝日新聞編集委員の坪井さん・政策研究大学院大学教授の飯尾潤さんによるパネルディスカッション。午後からは、白鴎大学教授の福岡政行さんや嘉田由紀子滋賀県知事など、4名の講演。お昼休憩をはさんで、9時半から17時までぶっ通しで勉強です。
2日目は、片山善博前鳥取県知事や、前矢祭町長、栗山町議会議長、泰阜村長など、現場を踏まえた話がたくさん聞けるのが楽しみです。
しっかり勉強して、岡山県政に活かしたいと思います。
2008 年 5 月 20 日 - 8:01 PM by ICHII
今日は、初めての決算特別委員会でした。
議員としても2年目の今年は、しっかり勉強し、働きたいと思って、税金がどう使われたか、をチェックする決算委員会を志望しました!
大事な税金がムダになっていないか、有効に使われているか、県の事業はちゃんと成果があがっているか。検証の結果が次年度以降につながっていくような委員会活動をしていきたいと思います。
←昨年認定された、06年度の決算の書類。分厚いです。
今日は初回だったので、委員と執行部のあいさつや紹介、委員会運営についての協議のみで短く終わりました。
次回はいよいよ決算審査に入ります。6月23日、企業局の企業会計からスタートです。
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ところで、昨日、指定管理者制度について総務委員会で質問したことを書いた↓のですが、その後、県の行政改革推進室のHPを見ていて、「指定管理者制度運用の手引き」が改定されているのを発見!
指定管理者制度の見直しについて聞いたものの、既に見直しが済んでました・・。募集期間の問題も、60日に延びていて、対応済み。
本文24ページ、資料が46ページもあるので、まだ熟読できていませんが、なかなかよい方向に見直しされているようです。
とは言え、けっこう重要な改訂が総務委員会で報告されていなかったのは残念ですー。
2008 年 5 月 19 日 - 8:25 PM by ICHII
今日は2年目最初の総務委員会でした。
正副委員長および自民党の委員は、戸室議員を除いて皆さん新しいメンバーです。わが民主・県民クラブ(長瀬議員と私)と共産党(武田議員)は継続。
各部局の事業概要説明から始まり、行革の取り組みについての報告に対しては、活発な発言がありました。特に、県民局・支局の再編や公の施設の在り方見直しには意見が集中。う~ん、今年の総務委員会は盛り上がりそうな予感・・?
私も、公の施設の在り方見直しに当たっては、コスト削減ももちろん大事ですが、それだけになってしまわないように県民サービスの視点を忘れないでほしい、という意見を述べ、指定管理者制度の見直しのスケジュール、指定管理者の指定期間が満了する施設や新たに同制度を導入する施設に関する指定管理者選定のスケジュール、試験研究機関の課題評価結果の公表や議会への報告などについて質問しました。
難しい書き方になりましたが、指定管理者制度は今年度で一区切りなので、検証が必要な時期なのです。改善すべき点としてよく挙げられるものの一つに、指定管理者の募集期間が短い、ということがあるのですが、県の考えているスケジュールでは、またまた短期間での募集になりそうなので、問題提起しました。
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長く更新できていなくてスミマセン・・。 ↓2月22日から29日の分もアップしましたので、読んでみてください!
2008 年 2 月 29 日 - 11:57 PM by ICHII
忙しい1日でした・・。
朝から、ヒアリング、会派の会議、本会議(代表質問2日目)、民主党県議団打ち合わせ、ヒアリング2つ、民主党政策説明会の諸準備(会場予約、案内文書の作成、参加依頼のための自治体訪問の振り分け・・・)、一般質問準備のための資料読み、民主党岡山県連HP掲載テキスト作成、などなど・・。
あれもこれもはできないかもー!と弱気になりつつも、でもできるだけ欲張って、どれもベストを尽くしたい!と思うとハードな1日になってしまいます・・。
とはいえ、質問準備が遅々として進まず、原稿を納得いく仕上がりで財政課に渡せるかどうか、ちょっとドキドキです。
2008 年 2 月 28 日 - 11:30 PM by ICHII
今日は代表質問1日目。自民党とわが民主・県民クラブが行いました。
自民党の小田議員は、冒頭に知事の4選出馬について質問。知事は「不退転の決意で全身全霊を捧げてまいりたい」と、強い意思を表明されました。
民主・県民クラブからは岡田かんじさんが登壇。大きな声で堂々とした質問でした。
私は、道路特定財源の見直し、岡山市の政令市移行、DV防止対策についての原稿作成を担当しました。残念ながら、どれもあまりいい答弁がなかったのですが、DV総合対策センターの設置については前向きな答弁が出ました!今秋にも移転が予定されているウィズセンターの位置づけとも関連して、具体的に前進させていきたいと思います。
2008 年 2 月 27 日 - 11:20 PM by ICHII
今2月議会では一般質問をするので、毎日、取り上げたいと思う課題の担当課からヒアリングをしています。
先週は、柚木みちよし衆議院議員が医療関係で県に対して行ったヒアリングにも同席しました。
質問のし方、着眼点、資料の引き出し方など、なるほど~と思うところが色々あり、勉強になりました!
2008 年 2 月 26 日 - 11:51 PM by ICHII
今日は、固定資産評価審議会がありました。
この審議会は地方税法に基づいて設置されています。メンバーは土地や税の専門家が中心で、私は議会からの委員です。
2月12日に総務大臣が指定市町村(モデルというか標準的なところが選ばれている)分の提示平均価額(基準みたいなもの)を決定、県知事がそれ以外の市町村の提示平均価額を決めるに当たって審議会に意見を求めたため、開かれました。
固定資産税の評価は3年ごとで、2006年に評価替えがあったので、今年は特殊な事情がない限り据え置き。というわけで、昨年と比べて不自然な変化がなければOK、ということでした。
市町村ごとの土地や建物に関する数字には、それぞれの地域の状況が表れています。
検討の結果、案は適当と結論して、閉会しました。