災害時における要援護者支援シンポジウム
2009 年 1 月 20 日 - 10:14 PM by ICHII
県の岡山・東備保健所が開いた「災害時における要援護者支援シンポジウム―地域で難病患者を支える」に参加しました。
神経難病の専門医の先生の基調講演に加え、県民局の地域防災監、患者団体の代表の方、中越地震を経験された新潟県の柏崎保健所の保健師さん、難病医療専門員さんから、それぞれの立場での報告がありました。
市町村では要援護者の把握に取り組んでおられるようですが、避難支援の全体計画、さらには一人ひとりのための個別計画の策定はこれから、という印象です。
柏崎などの経験に学びながら、関係機関の連携を深めて、実効性があり、きめ細かい支援体制が構築できるか。
行政や関係機関だけでは難しく、地域で支えることが必要なのは間違いありませんが、そのための日常的な関係をどうつくればいいのか。
一人ひとりの命を大切にするために、克服していくべき課題がたくさんあります。