対案を出すということ

2008 年 12 月 18 日 - 11:38 PM by ICHII

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対案を出すということいっちょの道

今議会では、議員報酬の削減と、本会議や委員会に出席する際の交通費などをどうするか、が問題になっています。

これまでの議論の中で、いずれも自民党案とは考え方が異なることが明らかなので、明日の本会議に、わが会派としての条例案を提出することになりました。

会派の会議の中で「自民党案に反対するだけではなく、私たちの案を示して、真正面から、県民の皆さんにどちらがいいか見てもらいましょうよ!」と提案したところ、皆さんから賛成をいただき、その代り「言いだしっぺが作れよー」ということで、条例案を作るという初めての体験。

ちょっとドキドキしましたが、条例案作りは、議会事務局にサポートしていただいたので、意外と簡単にできました。

やってみて、改めて「対案を出す」ことの意義を感じました!

何といっても、問題点・論点が明らかになります。
例えば、自民党案では、議員報酬は10%カットで、期末手当(ボーナス)はカットなし、毎年度ごとの改正です。
これに反対するだけでは、じゃあ、もっと低いカット率がいいと思っているのか、もっとカットすべきだと思っているのか、期間はどうするのか、などなど、自分たちの考えは見えません。
そこで、民主・県民クラブ案として、議員報酬は15%カットで、もちろんボーナスも同じだけカットするし、任期満了までカットを続ける、と示せば、違いが明らかになります。

15%というのは、部長以下の一般職員と、知事など常勤特別職の間に位置する削減率で、これは位置としては現在と同じです。
知事からいわゆるヒラの職員まで、職責に応じて段階的な削減率になっていることを考慮しています。
自民党案だと、部長級と同じカット率だし、職員はボーナスも同率カットするので、ボーナスも合わせた年間報酬で比べれば、削減率が一般職の平均削減率を下回ってしまいます。しかも、今の議員の任期は4月29日までなので、最後の1か月はカットなしです。
もちろん、年間削減効果額も大きく、自民党案では約5700万円ですが、私たちの案では約1億2000万円で、倍以上です!
皆さんは、どちらを選ばれますか?

また、各会派の考えも明らかになります。
自民党案だけだと、他の3会派がそれに反対するだけで、それぞれの考え方は分かりません。
民主・県民クラブの案も出すことで、共産党は私たちと同じ意見だ(私たちの案に賛成)、とか、公明党は報酬削減についてはどちらとも違う(どちらにも反対)、といったことが本会議の場できちんと示されます。
報道もされるので、県民の皆さんにも、どの会派がどういう考えなのか、よくわかると思います。

やってみて本当によかったです!
これが本来の議会のあり方じゃないかなー。
これまでは対案が提出されることはほとんどなかったそうですが、今後はできるだけ出していきたいと思います!

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