総務委員会

2008 年 11 月 18 日 - 11:45 PM by ICHII

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総務委員会いっちょの道

今日は総務委員会。

財政構造改革プランが発表され、それを基にした行革大綱案も示されたので、議論はそこに集中しました。

中でも大きく肯かされたのは、冒頭の武田委員の発言。
世界的な金融危機や景気後退が起きてきた中で、県財政がどういう役割を果たすべきか、という議論がなされないまま、財政構造改革プランが作成されたのは問題があるのではないか、
という問題提起に始まり、哲学的な議論なしの行財政改革でいいのか、と訴えられました。同感。

私からは、
短期間にこれだけのプランをまとめあげられたWG、PTをはじめとする職員の皆さんの努力に敬意を表した上で、
1)行革大綱は理念をもって行財政改革全体について示すべきものだが、財政構造改革プランとほとんど同じものであり、残念。
・行革大綱と財政構造改革プランの関係は?
   →プランが大綱に向かうプログラム。
・これまでの行革大綱のように外部委員やパブリックコメントで意見を聞くことはしないのか?
   →しない。やむをえないと考えている。
2)プランや大綱を今後、どのように進め、状況に合わせて見直していくかが大事。
・財政状況の公表(ローリング)は?
   →従来通り2月と8月に行う。
・進捗状況の公表は?大綱とプランの関係は?
   →プランは大綱の中に入っているので、大綱の進捗状況として年1回示したい。具体的方法は検討。
3)緊急災害対応を考えた財政調整基金も大事だが、特定目的基金からの繰り入れの返済も大事。貯金と返済、どういう考え方か?
   →厳しい財政状況だが、できるだけ財政調整基金を積みたい。適正規模については他団体との比較などにより検討。
という質問をしました。

最後に、武田発言に賛意を表し、
ピンチをチャンスとすべく基本に立ち返って考えるべきだったのに足りなかったところは議会も反省すべきだし、
これから改革に具体的に取り組む中で、テーマごとにも理念や県の使命などを考える必要があるわけで、そういった場で深めていくスタートにしたい、
と意見を述べました。
本当に、そうしていくつもりです。

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