光量子科学研究所
2008 年 10 月 28 日 - 11:11 PM by ICHII
今日も、現場へGO! 1年生議員有志の勉強会で、岡山光量子科学研究所に伺いました。
実は、この研究所は、県議会でも何度か話題になっています。
先端科学技術の基礎となる光量子科学の理論研究を県で行う必要があるのか?という議論です。
県が出している「公の施設のあり方見直し案」でも、縮小の方向が出されています。
研究所では、日本物理学会の会長である二宮所長をはじめ、研究員や職員の方々が、丁寧に熱のこもった説明をしてくださいました。
非常に高いレベルの研究をしていること、物理チャレンジ(物理のオリンピック)など教育普及活動にも取り組んでおり、成果も出始めていること、特許出願や国家プロジェクトへの関与などを通して産業やビジネスにつなげていこうとしていること・・。
こんな研究所が岡山県があったのか!という喜びと同時に、財政危機である岡山県が持つべきかどうか、十分な説得力がなければ県民の理解は簡単には得られないな・・とも感じました。
研究員の方が自由にすぐれた研究ができ、岡山県にとっても多くの成果が得られる研究所のあり方が描けるかどうか。
突っ込んで勉強してみようと思います。