岡山で一番小さな村
2011 年 11 月 18 日 - 11:37 PM by ICHII
旭川の源流の村、新庄村に、お話を伺いに行きました。
新庄村は、人口1000人。岡山県内で一番小さな自治体です。
でも、住民も役場も一体になって取り組んできた成果が、今、村を支えています。
たくさん視察に来られるそうですが、新庄村の10年か15年前を見るよう、だそうです。
もちろん、今も、これからもがんばり続ける新庄村です。
新庄村といえば、ヒメノモチですが、現在のブランドを築くまでに、30年かかっています。
最近では、田んぼも加工場も足りなくなりました。
絶対に値段を下げず、ブランドを守っている、とのこと。
その甲斐あって、ついに、ホテル西洋銀座のレストランのメニューに「ヒメノモチのリゾット」が入ることになったそうです!
さらに、4月には、「アジア有機農業プラットフォーム(連携活動)推進条例」を施行、有機農業のアジアの拠点をめざしています。
「本気でやる!」と、村長さんも熱く語っておられました。
森林セラピーも体験させていただき、癒されました-(笑)!
山や森林、樹木についても、知らないことをいっぱい教えていただきました。
写真は、ハンモックに揺られながら、そこから見える広葉樹の葉っぱのことやそれが落ちて作り上げるふかふかで保水力の高い土壌の話を聞いているところです。
・・と、何だか新庄村の営業マンみたいですが、
暮らしや仕事をどう守るか、お金をどうやって村の外から取ってくるか、村の中にどうやってお金を落とすか・・、
農家や林業の方とも、暗くなるまで、お話ししました。
現場に行かないと分からないことばかりです。
教えていただいたこと、気づいたこと、話し合って見えてきたこと・・。
その中から、何とか答えを見出していきたい、と思います。