県のために働くこと
2007/08/29 水曜日 - 23:45:11 by ICHIIについて考えた一日でした。
午前中は総務委員会。項目がかなり多かったのですが、気になったのは、「当面の財政に関する試算」。
税収は伸びつつあるし、行革の効果も出ていて、収支は少しずつよくなっていく方向、いわゆる県の借金もだんだん減っていきます、という報告でした。
とはいえ、今年度の歳入から歳出を差し引くとマイナス381億円、3年後でも255億円不足の見通し。人件費削減などの効果を含めても、今年度209億円、再来年度96億円マイナス。県債残高も、1兆円を超えています。
ちなみに、岡山県の年間予算は7000億円超。そのうち1000億円くらいを借金の返済に充てています。
ああ!経済力をつけて収入を増やさないと!ムダももっと削らねば・・。
でも、皆が安心して暮らせるために守らなければならないものもある・・。
そして、岡山市の政令市移行は、県の行財政改革とも大いに関連しています。
岡山市に事業を移すと、それ用の財源やそのためにした借金も移るし、職員も(ってことは人件費も)変わってくる。「その後」の岡山県がどのような姿になるのか、これは大問題です。
どんな岡山県をめざすべきなのか、そのためにどのようにお金を使うべきなのか、自分の考えが問われているなぁ・・。
と、悩ましい気分のまま、子ども応援特別委員会の懇親会に出席。職員の皆さんとお話したら、
元気が出ました!岡山県をよくする、という同じ目的に向かって働く人がたくさんいる素晴らしさ。勉強会など具体的な話もできました。
明日からまたがんばって仕事します!