2007/01/17

阪神淡路大震災

2007/01/17 水曜日 - 23:30:34 by ICHII

12年前の今日、阪神淡路大震災が起こりました。未曾有の大災害でした。人の心や身体に、街に、今でも大きなものが残されています。

テレビの映像を見た時、戦争が起きたのかと思いました。大変なことだ、何か自分にできることはないだろうか、と思って、でも遠く離れた東京にいた私がたどりついたのが情報ボランティアでした。

当時、まだインターネットやメールは普及しておらず、「マルチメディア」という言葉が盛んに使われていました。私は、新しい何かが生まれる予感を感じて、勉強会を主催したり、アップルコンピューターが「何かやってみろ!」と学生を集めたグループに参加したりしていました。

ニフティでパソコン通信もやっていたのですが、その中から、現地で必要とされている情報を集めて提供しよう、という動きが起こりました。

担当を決めてそれぞれが情報を集め、編集者がまとめて、発信する。情報を地図に表示して提供する試みもありました(今では普通のことですが、当時はかなり大変だったのです・・)。

私はお風呂情報担当で、例えば、いつからどこで自衛隊が仮設風呂を提供します、とか、どこそこの銭湯が営業を再開しました、とか、あそこの健康ランドが無料で入浴させてくれます、といった情報を集めて原稿を書いていました。(インターネットや検索サイトなんてまだありませんでしたから、情報収集は電話も使って、なかなか大変でした。)

情報を受け取った方からお礼の連絡が来たり、プリントアウトして避難所に掲示しています、というお知らせがあった時には、本当にうれしかったです。

会ったこともない人たちが、ネット上で話し合い、迅速に行動し、実際に役に立った。この経験は、一人ひとりは微力でも、力を合わせれば人のためになることができる、ということを教えてくれました。私が自ら社会に関わった第一歩だったと思います。

今、私は大きな挑戦をしていますが、そのスタートは、12年前の今日にあります。