総務委員会、臨時議会

2009 年 1 月 23 日 - 11:45 PM by ICHII

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総務委員会、臨時議会いっちょの道

今日は総務委員会と臨時議会。

午前中の総務委員会のメインは、臨時議会の議案となる補正予算。
活発な議論が展開されました。
従来型の公共事業頼みでいいのか、地域の中小企業を中心とした事業者の支援となるように、といった意見には私も賛成。

私からは、
まず意見として、
1)経済・雇用対策の全体像が見えない(今後の2月補正予算や来年度当初予算も含めたものや、緊急対策だけでなく中長期的な対策も含めたものが必要)
2)それぞれの対策の目的やそれによる効果が見えない
3)岡山県の状況分析に基づいた独自性が見えない
4)財政規律が守られているかどうかが見えない
といった問題を提起しました。

どういう課題に対して、どのような対策をすることで、どうよくしていくのか、を示さなければ、政策として分かりやすいとは言えません。
財政構造改革の中で、県民に対して分かりやすく伝えていく、と約束したのだから、この補正予算における財政規律についても自ら説明するべきです。

また、非常勤職員50名の募集に対して、締切時点で16名しか応募がないことについて、
原因をどう分析しているのか、尋ねました。
雇用問題は、仕事を失った人数と同じだけの求人を準備すれば解決する、というような単純なものではありません。
既に多くのミスマッチが起きていることは報道されているとおりです。

どういう人が失業しているのか、その人たちが何を望んでいるのか、希望する働き方はどういうものか、そのスキルなどを活用できる方法はないのか、新たな分野に人材を誘導したいのであれば、きちんと定着できるしくみはどんなものなのか・・。
状況やニーズを分析して、必要な対策を講じるのでなければ、成果が出るとは思えません。
今後、国が準備している基金事業によって雇用創出をはかるのであれば、そういった観点から有効な施策にしていくべきだ、と重ねて強調しました。

14時半から行われた臨時議会で、補正予算は全会一致で可決。
全会一致というのは、実は、すごく珍しいのです。
現在の厳しい状況をどうにかしなければ!という、県と県議会の思いの表れです。

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