総務委員会
2008 年 12 月 16 日 - 11:45 PM by ICHII
今日は総務委員会。
まず、今議会に出された議案や陳情・請願の内、総務委員会に付託されたものについて、議論と採決が行われました。
「岡山県行財政構造改革大綱2008」については、自民党の戸室委員から、「自民党県議団総会で、道州制部分の削除を知事に申し入れることになっていたが、その答えを教えてほしい」と質問があり、「何も聞いていない」という部長答弁を受けて、「では、採決しないで保留してほしい」との申し出がありました。
自民党の他の委員からの異論もありましたが、委員長が、保留するかどうかを諮って採決しようとされたので、「理由がおかしい!」「自民党内部の問題を委員会に持ち込むな!」などの声が続出。
委員長も保留するかどうかの採決をやめようとされたものの、委員の権利を侵害することはできないので、結局、採決することになりました。
結果として、保留しないことになり、続いて大綱についての採決が行われました。
大綱に反対したのは、自民党2名と共産党の委員。大綱は、賛成多数で可決されました。
会派制と事前協議制が徹底している岡山県議会では、こういう事態はとても珍しいことです。
議員の自由な議論に基づいた議会の活性化につながるのか、単なる混乱に終わるのか。
金曜日の本会議での採決まで、注目したいところです。
消防防災ヘリコプターの納期遅延に関しても報告があり、議論が沸騰しました。
長くなるので、詳しくは明日書きます。