総務委員会県内調査
2011 年 7 月 13 日 - 11:47 PM by ICHII
10:15県議会出発で、総務委員会の県内調査(いわゆる「視察」)。
まず、岡山市北区南方の県立記録資料館へ。
視察の中では話題にならなかったのですが、個人的には、「公文書等の管理に関する法律」が4月に施行されたことを受けて、公文書の作成や管理、保存について、条例制定を含めて見直していくことが必要ではないかな、と考えています。
アメリカの外交文書が公開されて歴史の真実が明らかになったり、ウィキリークスの動きがあったり、政策や政治的な意思決定がどのようになされたかを記録する公文書の管理が重要だ、という意識は広がっているのではないでしょうか。
情報公開と表裏となる大切な制度だと思います。
昼食後、岡山リサーチパークにある日立アウトソーシング岡山センタに伺いました。
厳重なセキュリティで、携帯電話は持ち込み禁止でした!(なので写真もなし。)
現在、1号館と2号館があるのですが、来秋に3号館も開設が決まったところです。
立地の決め手は、地震が少なく、津波や高潮はもちろん洪水の危険性もないこと、交通の要所であること。強固な地盤に直接基礎(杭を打たない)で免震構造の建物を建てるので、地震の影響はまず受けないそうです。
データセンタは東京の山手線圏内が人気だ(った)そうですが、震災があり、また総量規制やバックアップニーズの上昇、クラウド化などによって遠隔地の可能性が高まるかも、とのお話。
事業の性格上、データセンタが集まるメリットはないようですが・・。
最後に、企業局の旭川第一発電所(岡山市北区建部町鶴田)へ。
昭和29年に運転を開始した、企業局の最初の発電所。一般世帯2万4000戸分という、企業局発電の4割を占める最大の発電所でもあります。
今は無人化されていますが、メンテナンスしながら大事に活用していかなくては。
16:30に県議会に帰りました。
今回は、県内調査のあり方も改めて見直す気持ちで臨みました。これについてはまた書きます。