総務委員会

2011 年 6 月 28 日 - 11:40 PM by ICHII

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総務委員会いっちょの道

10時から総務委員会。

冒頭は付託事件の採決。これまで(1期目)は会派としての意見や賛否を表明するのは先輩議員がしてくださっていたので、黙って手を挙げたりするだけだったのですが、今回からは自分で言わなくてはならなくて、ちょっと緊張しました!

危機管理課からは、防災強化検討プロジェクトチーム岡山県地震・津波対策専門委員会の報告がありました。
いずれも公開で開催されており、ホームページで議事の内容や資料も公開されているので、ぜひ見てみてください。県内の各種の防災対策の現状(調査結果)などがよくわかります。

専門委員会での東日本大震災についての解説によれば、
津波が防潮堤を乗り越えることは想定していないので、乗り越えたとたんに脚部が波で掘られて破壊された。
負傷者が阪神・淡路大震災より圧倒的に少なく、津波の場合は生きるか死ぬかどちらかということ。
とのことで、改めて、津波という災害を想定した対策を考える必要があります。

専門委員会で、プロジェクトチームで把握・検討した岡山県の防災対策の現状などについて、
「遅れているところが浮き彫りにされている。」という意見が出た、という報告だったので、詳しく尋ねたところ、
避難訓練をしていない(信じられないこと、とコメントされたそうです)、6万人以下の市に防災や危機管理の専門職員がいない、自主防災組織の組織率が低い、などが挙げられ、
そういったソフト面を中心に、重点的に取り組むべきであり、網羅的に全体を対策している、というのは、結局何もしていないのと同じだ、という指摘があったそうです。

専門委員会の意見を聞きながらプロジェクトチームが作業を進めていく手法は有効だと思います。
津波に焦点を当てた対策の検討と、全般的な災害時の対策で遅れているところをこの際洗い出して対応することと、両方を並行して、地域防災計画などの改善につなげてほしい。

その他、国に対する提案事項の案やおかやま発展戦略会議の提言、岡山県子ども・若者育成支援計画(仮称)骨子案などの報告がありました。
発展戦略会議の提言は、今後、どうやって実現していくのか、その進め方が問われていると思います。
岡山県子ども・若者育成支援計画(仮称)の策定は、とっても重要な取り組みです。これまでの「青少年健全育成」にとどまらず、若い世代の課題を社会としてどう認識し、解決していこうとするのか、が見える計画になってほしい。そういう意見を述べました。

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