環境文化保健福祉委員会
2010 年 10 月 22 日 - 5:24 PM by ICHII
今日は、環境文化保健福祉委員会でした。
「岡山県ポリ塩化ビフェニル廃棄物処理計画の改定(案)」について、報告がありました。
現在の処理の進捗状況を尋ねたところ、岡山県のPCB廃棄物は、北九州にある処理施設で処理することになっているのですが、地元優先で福岡県分の処理が先行しており、岡山県分の処理は一昨年から始まったところだそうです。
ただ、3割程度は処理が済んでるので、まあまあ順調といっていいのではないか、とのことでした。
また、今後始まる、微量PCB汚染廃電気機器等の処理について、県内での処理の可能性を聞きました。
美作県民局管内の施設の許可を出したところで、来年10月操業予定だそうです。
岡山県自然保護条例及び岡山県立自然公園条例の改正案と、岡山県自然保護基本計画の素案についても報告がありました。
県のホームページでご覧いただきたいのですが、初めて読むと、事業の説明などがちょっとわかりにくかったり、数値目標が「?」な感じだったりしないかな、と思います。そんなこともお話ししながら、
農林水産部や土木部など他の部局との連携や、計画の進捗状況の評価のやり方について質問しました。
また、「人間が守り伝える自然の豊かさ」で述べられている「自然」の中身についても聞きました。私たちの周りにある「自然」には、原生林のような手つかずの自然から、里山のように暮らしの中で、その恵みを使いながら守ってきた自然まで、さまざまなものがあると思うからです。
今年は生物多様性条約のCOP10が名古屋で開催されることもあり、関心も高まっています。自然保護基本計画の中で、生物多様性岡山県戦略の策定や積極的な推進も明記されました。
ぜひ、皆さんも、条例案や計画の素案をご覧いただき、パブリックコメントを出して下さい!