2012/01/13

よそとは違う「岡山県としてのあるべき姿」

2012/01/13 金曜日 - 23:42:38 by ICHII

10時から総務委員会。

来年度当初予算の要求内容が示されました。
大きな内容なので、今回は説明を受け、質疑は次回に行うことになっています。

来年度の一般会計当初予算は、約6485億円。
ピーク時(平成13年)が8253億だから、8割弱になりました。
やっぱり、もう「あれもこれも」は無理だなぁ。「あれかこれか」を決めなければなりません。
決める時には、どんな岡山県をつくるのか、めざす方向を明確にした上で、どこでもやっているようなことではなくて、現場に合った施策を行うことが必要だと思います。
「第3次おかやま夢づくりプラン」は、そういう計画といえるのか・・?

国と違って、歳入を自分で決められない(決め切れない)という不確実な制約の下で、あるべき予算の姿を考えるのは、確かに難しい作業です。
が、だからこそ、見通しを持って進んでいかないと、ますます先行き不安定になってしまいます。
次回以降、そんな議論ができるといいな。

もう一つの大きなトピックは、岡山県地震・津波対策専門委員会からの報告について。
年末に報告書が取りまとめられたのです。

奇しくも、この報告書でも、
「他県との比較による相対評価ではなく、岡山県としての目標を設定し、実現することが必要である。」
「従来の考え方を転換し、県として、県民のあるべき姿について検討した後、施策として展開する必要がある。」
と述べられています。

税金の使い道も、防災対策も、よそとは違う「岡山県としてのあるべき姿」を作っていかなければ!